街
ロスト・テイル
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年末の街に捧げる ポエトリー
(Free) 'Easy' - Smooth Jazzy x J. Cole x Logic Type Beat
【詩】
流すように 知らないシミ
数える時 わずかな安心
身を起こし 動き確かめる四肢
空き缶の様に 使い切る命
最後まで飲み干し 自分の手でゴミ箱に行けるように
スマホとタバコ カメラとマネー
冷酷をバックに飛び出すシティ
夕暮れ5時
かすかな四季 彩り灯すネオン 明かり
ホスト通いのビッチ 憎まれ口叩き
強がるふり 今日は下手すぎ 押し黙り 街に消え
掲げたエルメスを握る手 ぬくもりを握るのはまだ怖い
薄暗がり 今は6時 通りの向かい ワンボックス
バットを持って降りるキッズ 酒とスモークで付けるブレイブ
走る路地 踊るような足に 光るコンバースがローリング
震えは消えないが やるしかない
始まった夜7時 見上げたホテルの中
裸のまま 見下ろす誰かの女
とめどない乾き 背徳はあくまで耽美
なぁレディ 外を見るのはやめろ
カーテンを閉め どこまでも隠れるんだ
深みにはまる 夜8時
なり出したスマホ しゃべりだしたフレンド
甘い紙 舐めるのをやめられない
現実よりもひどい夢が止まらない
喜劇のはずが今じゃ悲劇
まじめすぎるだけだと 電源と 共感を切り
サイレンがなり 知った9時
悲鳴に聞こえなくなったのは
いつの頃だった 走りこむ担架
赤灯の下 泣き崩れる女
倒れた彼氏を囲む
野次馬 集まった路地裏
夜10時 飲み屋 つきない会話
他愛もないバカ話 緩みすぎた感受性で
お前が言う ネイバーワールド
で また会おうと笑顔
夢か それとも、儚さか
測れずに笑い損ねた俺を許してくれないか
濃すぎる11時 全てを隠し クラブで踊り
テキーラ ショットで煽り
音楽は鼓動を 本物のLOを
ナチュラルなほど 日々が消える地下牢
狂いだした 朝3時
まだ消えない月 ジャンキーのオヤジ
上下そろった蝶のジャージ 蜜をすすり過ぎ
見えない敵を振り払い 壁にむかって怯えさす指
OLは苦笑い 明日には飛んでく
最後の羽ばたき まだフィールしてる
しらけだした4時 ドンキの影 決められた家出
話しかけてくる 知らないガール
映し過ぎた現実 うしろめたい目
輝く画面は 唯一の灯り
無いよりまし 瞬きもせず 書き込む指先
ボトルに詰め 流す140文字の『hold on me』
照り出した朝日 嫌に青い空を見て
はきそうになるやつが この街には多い
ここはたぶん 幸せには あまりにも程遠い
周りを気にして入るアコムで
欲しがる 一時の安らぎ
そよ風のように 当たりまえなメメントモリ
安すぎて 掻き消える意味
強く握る 離すまいと
『リビング ライフ』『リビング マイ ライフ』
叫けぶ路肩の 詩名もなき墓石 たむける煙 生きる証
星の見えない道 酔ったあと コンビニの店員 疲れた作り笑い
白々しいが眩しいLED 一瞬の瞬き が閃き
たまに祈り 明日に生きるための コピーされた僅かな愛と
涙を拭えるだけの 配られたティッシュが ポケットの中に あるように
(Free) 'Easy' - Smooth Jazzy x J. Cole x Logic Type Beat
【詩】
流すように 知らないシミ
数える時 わずかな安心
身を起こし 動き確かめる四肢
空き缶の様に 使い切る命
最後まで飲み干し 自分の手でゴミ箱に行けるように
スマホとタバコ カメラとマネー
冷酷をバックに飛び出すシティ
夕暮れ5時
かすかな四季 彩り灯すネオン 明かり
ホスト通いのビッチ 憎まれ口叩き
強がるふり 今日は下手すぎ 押し黙り 街に消え
掲げたエルメスを握る手 ぬくもりを握るのはまだ怖い
薄暗がり 今は6時 通りの向かい ワンボックス
バットを持って降りるキッズ 酒とスモークで付けるブレイブ
走る路地 踊るような足に 光るコンバースがローリング
震えは消えないが やるしかない
始まった夜7時 見上げたホテルの中
裸のまま 見下ろす誰かの女
とめどない乾き 背徳はあくまで耽美
なぁレディ 外を見るのはやめろ
カーテンを閉め どこまでも隠れるんだ
深みにはまる 夜8時
なり出したスマホ しゃべりだしたフレンド
甘い紙 舐めるのをやめられない
現実よりもひどい夢が止まらない
喜劇のはずが今じゃ悲劇
まじめすぎるだけだと 電源と 共感を切り
サイレンがなり 知った9時
悲鳴に聞こえなくなったのは
いつの頃だった 走りこむ担架
赤灯の下 泣き崩れる女
倒れた彼氏を囲む
野次馬 集まった路地裏
夜10時 飲み屋 つきない会話
他愛もないバカ話 緩みすぎた感受性で
お前が言う ネイバーワールド
で また会おうと笑顔
夢か それとも、儚さか
測れずに笑い損ねた俺を許してくれないか
濃すぎる11時 全てを隠し クラブで踊り
テキーラ ショットで煽り
音楽は鼓動を 本物のLOを
ナチュラルなほど 日々が消える地下牢
狂いだした 朝3時
まだ消えない月 ジャンキーのオヤジ
上下そろった蝶のジャージ 蜜をすすり過ぎ
見えない敵を振り払い 壁にむかって怯えさす指
OLは苦笑い 明日には飛んでく
最後の羽ばたき まだフィールしてる
しらけだした4時 ドンキの影 決められた家出
話しかけてくる 知らないガール
映し過ぎた現実 うしろめたい目
輝く画面は 唯一の灯り
無いよりまし 瞬きもせず 書き込む指先
ボトルに詰め 流す140文字の『hold on me』
照り出した朝日 嫌に青い空を見て
はきそうになるやつが この街には多い
ここはたぶん 幸せには あまりにも程遠い
周りを気にして入るアコムで
欲しがる 一時の安らぎ
そよ風のように 当たりまえなメメントモリ
安すぎて 掻き消える意味
強く握る 離すまいと
『リビング ライフ』『リビング マイ ライフ』
叫けぶ路肩の 詩名もなき墓石 たむける煙 生きる証
星の見えない道 酔ったあと コンビニの店員 疲れた作り笑い
白々しいが眩しいLED 一瞬の瞬き が閃き
たまに祈り 明日に生きるための コピーされた僅かな愛と
涙を拭えるだけの 配られたティッシュが ポケットの中に あるように