災害誘因と災害素因

防災士で学んだ内容のメモです。誤った内容や誤解などもあるかもしれませんが、その際はぜひご指摘をよろしくお願い致します。


一般に災害というと、地震や津波を思い浮かべるが、防災の世界では区別して考える。

例えば、

2011年3月11日に起きたM9.0の東北地方太平洋沖地震がもたらした東日本大震災は今日まで続いている

といったふうに区別される。地震による揺れや津波、地割れ、液状化といった自然現象を災害誘因(ハザード)という。

災害の危険度は予測される被害の大きさによって表される。

すなわち、

危険度 = 災害誘因 x 暴露量 x 脆弱性 / 回復力

  • 暴露量は人口の多さであったり、設備など資本の集積の度合い

  • 脆弱性は土木構造物の脆さ

  • 社会の災害への回復力

回復力(Resiliency)は防災士などの人の関わりによって向上させることができる。

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