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BREWNCHEESE CAKE



"ブラウンチーズケーキ"

今日は記念すべき販売スタートの日でした!

( @milkbrew_coffee でイートインのみです。併設のラボで作ってます。写真は水崎浩志さん)
お客さまにホント美味しかったー!
と言っていただきホッとしています。

(人生ナンバーワンといっていただいたかたまで!)

チーズ製造時に出るホエイの活用の選択肢を作りたいという思いから、作りはじめたブラウンチーズ。

そしてこのBROWNCHEESE CAKEはホエイ活用の第2フェーズのスタートでもあります。

少し過去の話を…

国内で初めて製品化したブラウンチーズ、
"ホエイ活用の選択肢"として世に広めたいと国内のチーズコンテスト
JapanCheeseAward2018に出品し、
金賞・部門最優秀賞をいただくも、これはチーズなのか?という懐疑的な雰囲気も正直感じておりました。
(このチーズ、食品の分類的には"
乳を主原料とした食品"となり、
その定義上ではナチュラルチーズではありません。
ただ本場ノルウェーでは国民食的に愛されているチーズです。文化的にはチーズ。といったところでしょうか。)

その翌年、チャンスをいただき、
イタリアで開催された世界のコンテストWorldCheeseAwards2019
にて銅賞をいただきました。

チーズの本場であるイタリアという地で、が賞をいただくこと自体が大きな意義のあることだと思います。
(チーズとしての認識、評価をしていただいたということですから。)

これを機に、
より、いろんな方に興味ももってもらうことも増えたように感じます。
(ホエイの活用の選択肢をつくる…
ちょっとでもきっかけになっていたら嬉しく思います。)

ただ、やっぱりお商売である以上、売れる選択肢、またはその文化がないとなかなか作れません。

そこで話が最初に戻りますが、
製菓、製パンの材料、これが日本でのブラウンチーズ(ホエイ活用)の大きな文化になると思っています。

ブラウンチーズの乳由来の甘み、メイラード反応による複雑なコクは
製菓における、お砂糖の置き換えやコク出しになります。
賞味期限が長いのも特徴です。

また大手メーカーはホエイをパウダーにしたりしますが、
ブラウンチーズとして活用できればパウダーに比べ製造コストが下がる可能性もあるのかなと。

…と、あげればキリがないですが、
またやることは同じでして、
美味しいものをつくることが大事だと思っています。
BROWNCHEESE CAKEをまずはチーズケーキとして"美味しい"とおもってもらえたら嬉しいですし、それでブラウンチーズ自体に興味を持ってもらうことも出来るかもしれません。(ひいてはノルウェーに興味もってもらえたら、作らせてもらってる恩返しになるかな?)

そういった感じで興味が縦にも横にもぐるぐる展開していき、多くの作り手と、食べ手で大きな文化を一緒作っていけたらと思います。

ホエイも思いも凝縮した
"BROWNCHEESE CAKE"
どうぞよろしくお願いします!




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