【福井永平寺ブルーサンダー】落田駿兵選手 〜JHLで得たものと基本トレーニング〜
前回、執筆いただき大好評だった、
福井永平寺ブルーサンダーの主力PV 落田駿兵選手の第2弾です。
今回は、弱小校から苦境を乗り越えて、
北陸高校→日体大と華々しい実績を積み上げた落田選手が、日本リーグに所属してから学び得たもの
そして、学生に向けてのトレーニング、PVの基本的なノウハウを盛り込んでお届けいたします。
トレーニング内容と基本的なノウハウ部分に関しては、
特にハンドボールを初めて間もない選手や、
なかなか勝てないチームが、
周りの選手と差をつけるための内容となっております。
「一生懸命練習してるのに結果が出ない」
「PVになって色々指導されるけどピンとこない」
「がむしゃらに練習というより、効率よく上達したい」
こんな悩みに対して、JHL選手から効率的なトレーニングを提案いただいております。
JHL編
日体大で最終的に全日本インカレで3位という結果を残した後、なんとかお声をかけて頂き、
日本ハンドボールリーグ(JHL)の
北陸電力ブルーサンダーに加入しました。
JHLに入って感じた事は
「全てにおけるレベルの違い」でした。
それは技術面だけではなく、メンタル面や考え方まで、本当に”全て”のレベルです。
だからこそとても楽しかったです。
学生時代からの僕の武器である体格と体重。
体重は通用しましたが、体格はちょっとでかいくらいでした。
体重を使ったプレーは、JHLでも自信を持って使う事ができ、今の僕の代名詞のような要素になりました。
逆に通用しない、足りなかった部分は細かな技術です。
当たり前ですが、JHLの選手は「デカくて上手い」選手ばかりです。
そんな選手に対抗するには、あまりにも細かい技術が足りていませんでした。
もう1つはシーズンという概念です。
学生の頃はシーズンというよりも、大会ごとに区切られている感覚でしたが、JHLでは年間を通して試合をし続ける事、それに加えて社会人として仕事をしながらハンドボールをするということの難しさがありました。
だからこそ年間を通してのコンディション管理を継続する事が重要と感じています。
後輩に伝えたいトレーニング
ここからはJHL選手の立場から、
後輩にこれはやっておけというトレーニングをご紹介します。
まずは
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