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前半戦を終えて

第48回日本ハンドボールリーグが開幕してから2ヶ月近くが経過し福井永平寺ブルーサンダーはリーグのブレイク期間に入っています。
その期間中に行われた北信越国体では石川県・富山県・長野県と対戦し優勝しました。その結果により10月に行われる鹿児島国体への出場権を獲得しました。人生初の鹿児島なのですごく楽しみです!応援頂いた皆様ありがとうございました。

福井永平寺ブルーサンダーはリーグ開幕から8試合を行い、2勝1分5敗の10位になっています。
ここまでの試合を振り返ってまず頭に浮かぶのは勿体ないという言葉です。

特に挙げるのであれば開幕戦のジークスター東京戦。そこから琉球コラソン戦、アースフレンズBM戦これら3試合はチームとして勝ち切らなければならない試合でした。当然負けて良い試合など存在しないので全ての試合を勝たなければいけませんが一旦はこの3試合をピックアップします。

ジークスター東京戦

新しいチームになり臨むリーグの開幕戦、全てのチームが勝ち星発進したい試合です。結果は2点差で敗戦しました。周りから見ると良い試合をした、惜しかったと思われるような試合だったと思います。昨シーズン10位のチームがプレーオフにも出場するチームとあんな試合をするとは思っていなかったと思います。
ですがチームでは今シーズンのチーム始動の際に全員でミーティングを行なっていました。プロチームとして活動する以上、惜しかったではいけない。全ての試合に勝たなければならないと話し合っていました。そうして迎えたリーグ開幕戦の結果が2点差で敗戦。この2点差には自分たちの弱さが詰まっていると感じました。試合を通してチームでやりたいこともできていましたが、要所でのミスが多く積めることのできなかった2点差だったと僕は思います。リーグ戦なので勝ち点や得失点がとても重要になります。最悪でも同点、引き分けにしたかった試合でした。

琉球コラソン戦

次の琉球コラソン戦は最終的に同点で勝ち点を分け合う形になった試合でした。

この試合は序盤に大きくリードできていたこともあり、正直負けるとは思ってませんでしたし、同時に負けてはいけないとも思っていました。
前半はミスがあったりしたもののディフェンスでしっかりと運動量を出し、そこから速攻に繋げるなど流れも良くやりたい事ができていましたが、後半からディフェンス面でのミスも多くなり、オフェンスでも連続でミスが続く場面がありました。琉球コラソンも負けるわけにはいかないといっときは逆転もされました。一点を争う試合の最終局面ではお互いがとても良い動きをしていたと思います。当然この試合もあと1点取れていたら、あと1本守れていたらとタラレバが出てきますが、昨シーズンと変わったと思えたのは競った状態で負けるのではなく、同点で終えられたことは良かったと思います。当然勝って勝ち点2を取る事が一番良いですが、負けると0なので勝ち点1を溢さなかったというところだけは良かったと感じました。

アースフレンズBM戦

最後にアースフレンズBM戦ですが、この試合は僕らにとってもアースフレンズBMにとっても重要な試合でした。アースフレンズBMはチーム初の2連勝をかけた試合、僕ら福井永平寺ブルーサンダーは3連勝をかけた試合で、共に順位が近いチーム同士だからこそ勝ちたい試合でした。前半はお互いがやりたいことをできており悪くない展開だったと思います。その中でも攻守の切り替えが早いアースフレンズBMを相手に、ミスから速攻をやられる場面が多くあり、速攻につながるようなミスをしない事が重要でした。
後半に入ってもミスからの速攻展開が多く、しんどい状況が続きました。少し点差を離されてから1点差まで追い上げましたが最終的に3点差での敗戦になりました。これら以外にも負けた試合はあり、それらの反省点も多く存在しますがここではこのくらいにしておきます。

セントラルゲームズについて

少し内容が変わりますが、前半戦では日本ハンドボールリーグ初の試みであるセントラルゲームズが開催されました。お客さんがめちゃめちゃ多いというわけではなかったですが関東県にいる知り合いや、他チームの知り合いと会う感じが学生時代の大会に近い感覚があり懐かしいと感じていました。

僕は選手としてセントラルゲームズに参加していたので皆さんとは感じ方が違うと思いますが、僕は純粋に楽しかったです。基本的にリーグの試合で全チームが集まることはありません。日本選手権などは別ですが、複数のチームを見たい方や1日使って何試合も見たい方が一定数いると思います。そういった方にはとても刺さるリーグになっていたのではないかと思います。

選手は利用できませんでしたが、キッチンカーなどもあり特別イベント感が強かったですね。何人か浴衣でこられている方も見かけました。そして何よりもファンサービスの時間があった事が良かったと感じています。福井永平寺ブルーサンダーのホーム戦でもサイン会を実施していますが、それとはまた違う抽選式での参加だったので、特別感が出ていたと思います。今、ハンドボールは少しずつメディア露出が増えてきて世間的な認知度も上昇していると思います。ただ他のメジャースポーツに比べるとまだまだマイナーなのが事実です。少しでもメジャーにしていく為にはこういった今までやった事がない取り組みやそれぞれのチームでのメディア露出が重要だと改めて感じました。僕ももう少し自分自身のインスタグラムやX(旧ツイッター)をもっと動かそうと思います(笑)

福井永平寺ブルーサンダーは現在リーグのブレイク期間に入っておりリーグ再開は11月11日の豊田合成戦になります。10月には鹿児島国体もありますが、リーグ再開までの約2ヶ月で更にパワーUPできるようにチームでトレーニングに取り組んでいきます。また、Handball Unitedでも講師登録を行い講習会サービスも参加させていただきます。選手としてのキャリアはもちろん、指導者としてのキャリア育成も行なっていくつもりなのでもしご興味あれば是非公式ラインなどでチェックしてみてください。指導者としてのキャリアはまだまだですが参加していただける選手の皆さんと一緒に成長していきたいと思っています。

読んでいただきありがとうございました。

最後に

次回は落田選手にPVのシュートについて解説していただきます!お楽しみに!

また落田選手は北陸、関西を中心として、出張指導・コーチング活動も行われています。ご依頼は当グループ公式LINEよりお申し込みください!

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