おうちケア-鼻水-
子供の風邪対応術、一つ目は鼻水について。
どこからともなくもらってくる鼻風邪
鼻水が滝のように出たり
ネバっとしてきたり
咳の原因になったり
絡まって吐いたり、、、
おうちでどうにかする方法は無いのかと思いますよね。
我が家も子供たちが、順番に風邪をひくので誰か鼻が出だしたら憂鬱な気分に・・・。
結論から言うと、鼻風邪の鼻水を止める方法は残念ながらありません。
鼻水のお薬と日本の医者から出してもらっているものは鼻水を止めるものではないんです。
これ、結構驚かれるポイントかなと思います。
鼻風邪の時の鼻水は体の中に残しておいても鼻の奥で詰まったり喉に落ちて行ったりいいことは一つもないんです。
なので治療としては体の外に鼻水を出すことがメインとなるので、去痰薬とよばれるような鼻水をさらさらにして外に出しやすくするお薬を出されることが多いです。
じゃあ鼻水だらだらのまま過ごしたらいいかというとそれも違って、体の中に鼻水が溜まることも前述のとおり良くないし、鼻をすすってしまうと中耳炎・副鼻腔炎などの原因になることもあります。
じゃあ鼻水でたらどうしたら正解?
「できるだけ早いタイミングで鼻水を外へ押し流す」
これが正解です。
具体的には鼻うがい、鼻吸引(鼻吸い)を鼻水が出始めたタイミングからできるだけ早めにこまめにして、外へ出し切ります。
経験上風邪をひいている期間は少し短縮されている印象です。
鼻うがい
鼻うがいとは日本でもCMで見たことあるかもしれませんが、鼻に食塩水をノズルでいれて反対側の鼻から流したり、喉から飲み込んでしまうという方法です。
野蛮に聞こえるかもしれませんが、これ本当に効きます。
食塩水なので鼻が痛い感じもほぼありません。
ネチョッとくっついている鼻水も流せるのでズルズルしてる感じが軽減されよく眠れるようになるお子さんも。
気持ちいいのかうちの子は喜んでさせてくれてました。
お風呂場ですると周りがよごれる心配もないのでおススメ
トロントの市販薬:Otrivin baby care、Salinex
鼻吸引
鼻吸引とは小児科や耳鼻科で一回はやったことあるかもしれませんが、鼻水を吸うミニ掃除機のようなもの。
一昔前は病院にしか置いていませんでしたが、最近はamazonなどでも買えるようになってきました。
小さなお子さんや赤ちゃんは鼻を自分でかめないので、鼻提灯を垂らしている子が多いんです。
大人でもあの状態は不快ですよね。
外に出た鼻水だけでなく奥にあるドロッとした鼻水も吸引でごっそり取ってしまうことができるので、これはもはや出産準備品に入れておくべきでは?とさえ思っています。
私は日本ではメルシーポットを使っていてカナダにも持ってきました。
医療従事者も家で使うのに満足できるくらいの吸引力があるので1台あって損はないと思います。
カナダで買うなら「Nasal aspirator」と検索してください。
ママが口で吸引するタイプも売ってますが高確率で風邪をもらうことになるので、多少値は張っても自動タイプをお勧めします。
お風呂で鼻うがいして蒸気ででてきた鼻水をお風呂上りに吸引で取りきるのがベストの解決策。
少し大きくなって来たお子さんであればお鼻をこまめにかむようにすすめてあげてください。
片側ずつ、強すぎない程度に、がポイントです!
鼻風邪の時のケアに…
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?