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S1で20万位だった男がポケモンをやり直した話

S2お疲れ様でした。
SV始まってからかつてないレベルでポケモンが勝てなくなってしまった自分がどうやってそれを治していったかを(4桁を治ったとしていいのかは諸説あるかもしれませんが)、今後もう一度同じような状態に陥った時のためにまとめておこうと思います。
完全にとあるポケモンガチ勢お笑い芸人の方の二番煎じになっている模様
(以下常体)

〜目次〜

  1. S1の話

  2. S2はどうしたか

  3. 構築どうしたか

  4. まとめ

1.S1の話

S1終わる時に撮った写真が確かこれ。見ての通り一勝しか勝ち越していない。私がポケモン対戦を始めたのがSMの最初くらいなのだがその時と同じくらい(あるいはその時より)勝てていない状態だった。
今思うと、失敗した理由としては「対戦数こなすことに気が向きすぎてちゃんと構築、ポケモンの強み・弱み、勝ち筋の意識ができていなかった/情報収集ができていなかった」ことにあると思う。それができていないとどうなるか。結局このポケモン強かった、対策したけど裏にこいついるから厳しかった、これが理由で勝ち筋を通せなかった、みたいな分析がしづらくなる。これらを踏まえて、S2は1ヶ月の過ごし方から改めてちゃんとランクマをやるようにしてみた。

2.S2はどうしたか

①一旦休む。
シーズン初日はちょうど解禁になったわかさぎ釣りやっって気分転換してました。外の空気を吸わないとどっかで調子狂いますね人間って
大体勝てない時は知識が不足しているか通らない択を選ぶ癖がついてしまっているかのどちらか。前者については来季構築記事読むなり実況動画見るなりでがっつり勉強する。後者に対してキャプボがあれば他人にプレイイングを見てもらうこともできるので、そういう環境がある人はおすすめかもしれない。
Macに対応している動画配信ソフトがないせいでかったキャプボが置物と化した。あったらバンビーさんにコーチングしてもらいたかった。

②スケジューリングを(ある程度でいいので)する

スポンジさん(@spokemon929)が過去に投稿されていたこの動画を参考に、
・最初の2週間は構築記事を読み漁って、上位の並びを一通り使ってみる
・2週目〜4週目で実際に強いと思った軸やポケモンから構築組んでいく
・終盤で調整していく
っていうプランニングを予めしておいた。最初の1週間はノートアプリにひたすら上位の方の記事を読んで自分で解釈して言語化するっていうのを繰り返していた。(言語化ってのが多分ミソだと思います)
スポンジさんは当初勝てなくてこういうやり方をしたみたいなことを仰っていた。もちろんその勝てないと私の勝てないはおそらく天と地、いやマリアナ海溝くらいの差があるわけですが、剣盾の時もこれやればよかったなあと思った。実際これを意識して今期臨んだらだいぶ違った。

③他人と話す
S1何をやっても勝てなかった私に何名か声をかけてくださった方がいたのでその方に相談しつつ進めていった(4人おったけどこっちが申し訳なくなるレベルでみんな聖人である)
本当だったらここで名前をあげたいところだがそれはTwitterでしました。
一番通る択を考えるより即負けにつながる択を避けることを意識するってことを教えてくださった方がいて、その方は今期最終2桁を達成されていた。バンビーさんも同じことを構築動画で話していたので流石やなあって感じだった。

③構築の勝ち筋は多分弱くてもいいので決めておく
S1の私は対戦感覚を戻すために数をこなすことばかり考えていてこれができていなかった。これを意識していないと負けの分析が難しくなる。弱い軸ならどこがどう弱いのかを考えることができるので弱くてもいいからざっくりとどうやって勝っていく構築かをあらかじめ考えておく。こういう理由で軸が通せなかったってことがわかるだけでもおそらく全然違う。多分当時の私は焦りが強すぎてそれができていなかった。

3.構築どうしたか

めろさんが前期使っていた嘴カイリューの構築が手に馴染んだのでそこからスタート。コノヨザルのステロ展開が徐々にメタられてきておりいいステロ要因を探していて、なんだかんだ襷ガブがいいということになったが、どう組んでもドラパルトが面倒になるなあと思いステロ使わない構築にすることにした。

①カイリュー+サーフゴーが強いということはもう逃れようのない事実だったのでそこから構築をスタート。前期55位の方の嘴飛行テラバーストカイリューが使っていて手に馴染んだことから採用。「こちらのカイリューを通して相手のカイリューを去なす」ことを考えていたのでHBサーフゴーを採用。②この2体では相手のウルガモス(特にフェアリーテラス)が厳しく、またセグレイブにも好き勝手されてしまうのでイカサマ持ちのヒートロトムを採用。
③ここまででサザンドラが厳しく、早いサーフゴーに安定するとは言い難かった。ガブ以外のステロ撒きをワンパンできて上位で多かったポケモンのドラパルト以外に鉢巻マスカーニャの通りが良さそうだったことから崩しを期待して鉢巻マスカーニャを採用した。また、ドラパルトに睨みを効かせつつ身代わり鋼テラスサザンドラを止めに行けるチョッキドドゲザンを採用。結果的に、ヒートロトム+カイリュー+ドドゲザンが一番多い選出となり、軸になった。
④相手のマスカーニャが厳しく、ガブリアスを上から殴れてカイリューを通しづらそうな時エースになれるポケモンが欲しいと思ったのでドラパルトを採用して構築が完成。
⑤もともとは嘴カイリュー+ゴツメHBサーフゴーにしていたが、嘴カイリューを使うならステロを撒きたい、でもステロ撒きに殺意むき出しのポケモンが多くそれは敵わなそうだった。そのため、ドドゲザン相手に安定させた胃こともありゴツメカイリューに変更、キョジオーンに安定できるようにサーフゴーの持ち物は隠密マントに変更。

反省点としてはもう少し前に組んで練度を上げるべきだった、相手のウォッシュロトムがキツすぎる。セグレイブが鉢巻だと厳しい、相手のマスカーニャが重い(特に鉢巻)などあった(もしも上位に行ったらもっと違う点で積む場面はあったと思う)。


◉カイリュー

いじっぱり
テラスタイプ:飛行
191(196)-178(+60)-116(4)-x-121(4)-131(244)
もともと飛行テラバ1本のものを使っていたが、鋼にあまりに止められてたので地震採用で使った。塩とか鰐に打てるのも地味に美味しい時があった。マルスケ+ゴツゴツメット+羽休めが凶悪でサンダー以上の鬼畜さすら感じた。テラバーストが非接触なのが偉すぎた。最後の試合でウェーブタックルのみが攻撃技のヘイラッシャを突破したのが激アツだった。神速カイリューに対して打ち合うこともあった。俺が使っても強いからこいつつええわ。テラスタル前提ではあるが、初心者より勝てなくなってた自分にとって勝ち筋を意識しやすくする意味ではそれで良かった気がする。

◉ヒートロトム

図太い
テラスタイプ:フェアリー
HB252余りC
実はこのポケモンシリーズを通して1回も使ったことがなかった。対セグレイブに安定するのがめちゃくちゃ良かったけど、カイリューとかにもクッションできるのが良かった。サザンドラが意気揚々と出てくるので(フェアリーテラバぶっ放されたらどうすんねん)疑わしい時はボルチェンちゃんと押すのが大事だった。時間があったらちゃんと A個体値を粘りましょう。
終盤にセグレイブがいない構築が珍しいレベルでセグレイブ引きまくったので採用したが採用後セグレイブ入り3割くらいしか見かけなくなりthe ポケモン対戦って感じだった


◉ドドゲザン

意地っ張り
AS252余りB
テラスタイプ:悪

サーフゴー受け、サザンドラ受けおよびカイリューで荒らした後の
詰めとして入れてみた。しかしながら当たるサザンドラなぜか大体炎技持ちの打ち分けできる型だったので諸説あった枠。総大将からの不意打ちをもっと上手く刺したかったけどできなかった。終盤3日くらいで採用した影響が出てしまったんだと思う。あとカイリューがキツすぎた。もう少し役割を明確にして使うべきだった一体。

◉サーフゴー
図太い
H244 B236 S28
テラスタイプ:飛行

カイリューにアンコールを入れてない以上どうしてもキョジオーンやラウドボーン、ヘイラッシャのようなカイリュー受けにくるポケモンが面倒なので採用。裏から出てくるサザンドラとかに上から殴られたりスカーフだったらなあと思った場面が多かったのでここも諸説。カイリューにはうまいことノーマルテラス合わせられたりして上手く使えなかった。でも、HBベース(いろはさんが動画にしていた調整)に育成したこともあってよりブラッキー対面ガン有利取れたのが響いた試合もあったのでブラッキーみたらバンバン投げてた。地震に合わせて切る、早いサーフゴーが来た時に誤魔化せるフェアリーテラスで良かったと思う。


◉マスカーニャ


意地っ張り
153(12)-176(236+)-91(4)-*-96(44)-170(212)

葉桜杯で結果を残されていたしろなさんの使用していたものを見て、考えれば考えるほど強くて対処がわからなかったので採用して使ってみたところ、強すぎてそのまま構築のパーツに。ステロ撒きに何もさせない点は本当に強かったが、じゃれ以外を打つ場合裏のカイリューが起点にしにくるのでそこのケアを抜かすと一気に厳しくなるのでもう少し技選択に気をつけるべきだった。ウォッシュロトムを殴れる貴重なコマでもある。ドラパがいない限り比較的初手置きが安定する神ポケで、5桁の沼地から脱出するのに体感で一番貢献してくれた。

◉ドラパルト


臆病
CS252余りB
テラスタイプ:鋼

特殊エースである、かつマスカーニャやガブリアスを上から殴ってアドを撮りにいくことを期待して採用。ラウドボーンにも有利を取れるのが大きかった。フェアリーテラスのドラパやガブに当たることが多かったのでミラーに突っ張る理由になる鋼テラスで採用したが、余り生きた場面はなかったので普通にフェアリーでよかったかもしれない。最初は命のたまで炎テラスするやつを使っていたが、上手く使えずテラス後にカイリューの神速で潰される場面が多かったので思い切って特殊にした。カイリューが出せない時エースになってくれたので間違いではなかった気がする。



4.まとめ

レートにすると1793だったらしい。インフレしてるとはいえ下の方はちゃんと低いらしい。
当初は1月は12月に比べ時間があると踏んでいたが仕事が予想外に忙しくなった結果3週目に疲れてSwitch触る余裕もなかった。本当ならここでもう少し構築を改良して試行錯誤しておくべきだった。結果的に上位で使われているポケモンを把握しきれず最後苦戦する結果になったので今期の反省点。一度4桁前半にいた時期もあったがそのあとはずっと2万位〜6000位くらいにいた。今作は前作より個人的に勝ち切るの難しい。結局構築を変えてちゃんと潜れたのは最後3日くらいで、急所とドドゲザンのギロチン1発当てに悩まされながらも4桁フィニッシュできた。最後の試合は準優勝した7世代の某オフの決勝Tの時以上に心踊るようなポケモン対戦ができて久しぶりにポケモンバトルの楽しさが戻った気がした。インフレしてる時にいい結果残せなかったのが悔しいのでパラドックス環境も全力投球することにしました。
まあこのゲームあと3年はやるだろうしまあこれからっすね
今期Twitterで交流してくれた皆様ありがとうございました。剣盾の時と違っておそらくコンスタントに長く続けていくと思いますのでよろしくお願いいたします。

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