見出し画像

『PLAY VOL.154』

2024/7/3(WED) 『PLAY VOL.154』渋谷La.mama 。二人の天才。

-act-

中村一義 (Acoustic set with 伊東真一)(@nakamura_voice)

Mom(@karibe_mom)


中野の第二力酒造で奥さんと二人昼から飲んだくれてまして。
もうブロードウェイにもいったしやることがなくなってしまったのでライブにでも行きたくなりまして。
検索するとなんとラママで中村一義が。マジかと。しかも当日券ありと。
これは行きましょうかとなりまして酔っぱらったまま渋谷に向かいましたよ。

一組目 Mom。

久々に歌詞に感銘を受けたので取り合えず引用↓

--------------------------------------------

一昨日買った豚肉が多分残ってる

それをさっと炒めて仕上げのブラックペッパー

それが今日一日の香りになる

それが今日一日の味になる

なんだか寂しいよね

なんだか可笑しよね

~~~~~~~~

ウイスキーでこの虚脱感を流し込み

熱いやつが体を駆け巡ってしまえば

それが今日一日の香りになる

それが今日一日の味になる

なんだか寂しいよね

なんだか可笑しよね

(Mom「GABAN」より一部引用ここまで)

------------------------------------------------------

いやよくないですか。哀愁というかこの気分日常によくありませんか?

ねー。なぜかふと一筋の涙がながれましたよ。

「Mom」(マム)さん恥ずかしながら初めて聞きましたけどもよかったー。
ライブいこうと思い立った時点で力酒造だったので予習はできませんでしたが予習の必要なし。響く響く。

今回はアコースティックでしたが帰ってから復習したら打ち込みの曲もたっぷりあってまた印象が違う感がすごかったですね。

そもそも復習してわかったんですが「宅録感」といいファルセットボイスといい生粋の中村一義チルドレンでした。

ライブ中のMCでも中村愛語ったり歌詞の中に「犬や猫」だしたり我々中村ファンにもかなり気を使っておられましたよ。

素晴らしかったのでお土産にカセットテープとステッカーを買う。

受付のお姉さんに「サインはよろしいですか?」と言われ現金で払いましたけどもとキョトンとしていると隣にご本人がいらっしゃいました。気が付かなかった。

「あ、別に書かなくてもよければそのままでお渡しします…」みたいな雰囲気にしてしまい反省。

「あ、もちろんサインお願いしますあんた天才だよ」と伝えてサインを頂く。

どうでもよいですが。


中村チルドレンだからこの対バンだったわけか。納得。良い組み合わせ。


二組目 中村一義 (Acoustic set with 伊東真一)。

mom終わりに割とすぐに中村一義登場。髪型がおばちゃんに変化。

中身は変わってなさそう。よい。新曲もよかったねー。

最後はキャノンボールからの123。怒涛。満足。

いやまじで中村一義のデビュー当時の衝撃とかさ。いとうせいこうがべたぼめしてたこととか。

当時の中村一義を聞いていることへの無敵感とか。なにいってんだ?

あと百式の刹那感とか。バンドメンバーの苦悩とか。

そのくらいの時期の、まるで教祖をあがめるような中村ファンに対する漠然とした違和感とか。

そういったものも結構フラッシュバックして胸が詰まりましたよ。


ちょっと残念だったのはアコースティック形式だったからなのかチケットがあんまりさばけてないからなのかわからんけど客席に椅子が置かれていたことかなー。

そのせいでお客さんたちがあんまり乗れていなかった印象。静かに嗜まなきゃみたいな雰囲気。俺たちはもちろん一番後ろで立ち見して暴れてましたが。

なんかその日その日のライブハウスのお客さんて良くも悪くも雰囲気に飲まれがちですよね。しょうがないですけどね。

兎に角素敵なライブでした。

ラママ行くのも多分30年ぶりくらいで渋谷からの道すがらあの坂道を登っていく感じとか当時のことがフラッシュバックしたり感慨深いよい一日だったなー。


2024/10/4
ラママのドリンクメニューの中のクリームソーダ的なやつうまそうだったな。
ドリンクチケットで買えてお得っぽかったし。ダイエット中なので食べられませんけど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?