労務として考えること

Sansan株式会社で、労務を担当している松島と申します。

BEC高谷様より労務AdventCalendarについて伺い、これまでの人事経験の中で労務について改めて振り返ることが他社の労務担当に伝わればと思い、投稿いたします。

労務業務について

まず、第一に労務の業務とは・・・
・給与計算
・社会保険関連
・勤怠管理
・安全衛生関連
・規程関連
・労働問題対応

会社によっては以下も労務が運用している会社もあるのではないでしょうか。
・評価運用
・人事データベースの管理
・社員研修

おそらく上記以外にもさまざま・・

労務に正解はない

労務業務を行っている上で、日々感じることは労務業務に正解はないという点。もちろん、法律の主旨を理解した上で、労務業務をおこなうことは大前提です。
しかし、会社によって福利厚生制度が異なり、また、会社規模によっても労務として考える人事制度は様々。

そんな中で労務として、業務を行う上で大切なことは、「会社が考えているミッションに労務がいかに後押しできるか。」だと思います。

価値観が多様化している昨今だからこそ、労務担当がいかに異なる価値観を許容し、組織を後押しできるかが必要だと思われます。

ダイバーシティ、女性活躍、パワハラ防止、同一賃金同一労働etc…

企業によっても取り組み方は様々だと思います。
当社としても情報収集は常に行い、他社だとどのような取り組みを行っているのかなど幅広く交流を行っております。
労務業務について広く共有する場がこのようにあること、非常に有意義な場だと考えられました。

最後に

「労務って専門性は必要だけど、地味な仕事のような見え方もしますが、労務だからこそ会社に役立てることもたくさんある」ということを知ってもらえたら幸いです。

2019年も残り1週間。
労務担当のみなさん、年明けは給与計算等のスケジュールとの戦争だと思いますが、年末年始休暇をしっかりとリフレッシュにあて、年明けも乗り切りましょう!

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