51.超能力学校への入学2(最終試験)
50.超能力学校への入学1(一次試験) の続きです。
最終試験は、残った候補生が1つの部屋に入れられます。
試験内容は、明かされていません。
それを見つけるのも試験の内。
制限時間があるため、徐々に、緊張感が高まっていきます。
血の気の多い候補生が、
「候補生同士を戦わせ、生き残った一人が合格だ。」と主張します。
それに賛成するわけではないですが、皆、臨戦態勢に入ります。
その時、私の後ろで何かの気配がします。
姿が見えません。
私は、その存在に気づかれないよう、候補