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3大学はしょーむないところに行くぐらいなら働け。収入も増えるし借金は増えない。/15歳までのびんぼー実学「貧乏は状態だ」

このnoteのびんぼーの定義は「お金がない」ではありません。お金がなくても幸せな人がたくさんいることを知ったからです。「お金」と「心」のバランスを崩している状態をびんぼーとして書いていきます。
何かお役に立てることがあればいいなと思って書いています。

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大学進学は本当に幸せなのか?を考える

私は高校生の時に進学という文字は3年生の夏までありませんでした。高校以上の進学を考えられる家庭環境でもないし、私は働いて家計の役に立つことが自分にとって大切なことだっと思っていました。

だけれど先生の一言がきっかけで進学を決めます。

「本当に親孝行をしたいと思うなら、大学へ行った方がいい。初任給が5万円かわるから」

びんぼー実学から学ぶ進学時に確認した方がいいこと

大学進学をしてみて思ったことがいろいろあって入学を決める場合に3点確認した方がいいことを書いてみます。

①就職率:
これは数字で出るので就職希望生徒が就職できているのか?
数字のマジックといって98%就職していると書いてあっても、100名が定員の大学なら2名はよくわからない状態であることを意味するということは定員などから予想される未来が想定できるのでしてみてください。
同時に就職できた=ハッピーではありません。自分が就職したいところにできているかはこの就職率で図ることができないことを理解した上です。

②就職したい会社の先輩の出身大学の中に大学名があるか?:
自分の中で行きたい会社があればその会社が出している先輩の出身大学の中に進学しようとする大学名があるかどうか?国公立と私立でも全く違うのでここは見ておいた方がいいです。

③学費とトータル費用:
4年間トータルでいくらいるのか?大学は入学金と大学費用だけが必要なわけじゃありません。馬鹿みたいに学費が高い大学もあるのでその高い大学費を払ってでも得られる効果があるのかを見るためにも書き出した方がいいです。
追加で下記が追加で考えられます。
・教科書
・昼ごはん代
(学食はやすいとはいえども無料ではないので)
・洋服やかばん代
(年頃なので同じ服で過ごせるか過ごせないかで変わります)
・定期券代(徒歩圏なら不要)
・交友費(飲み会などあるため)
ーー一人暮らしの場合ーー
∔4年間の家賃&水道光熱費

トータルで考えると自宅から通うケースであっても交通費など500万は必要になってきます。一旦累計で必要なものを考えてみましょう。

大学名が与える価値は何か?どこに使えるのか?
先生は5万円かわるといったけれど、入社する会社によっては異なったと思うのです。

私の選択算段

私は上記のことを考えた高校生ではありませんでしたが、支払えるかどうか?は猛烈に考えていました。
そこから将来もたらせる効果を先生の一言の月額5万円の収入増でとらえていました。

月5万円増×12か月=60万円
500万÷60万円=8.3333 →8年
8年社会人として働けば回収できる。
将来の働く年数60歳ー22歳=38年
38年-8年=30年は恩恵を継続的に受けられる
という計算してました。(笑)

学費の支払い原資は何であるか?納期はいつであるか?

私は親が学費を払えないと正直に話してくれていたので4年間奨学金2つとアルバイト3つで支払いました。半期ごとの春秋に50万ぐらい払うのはきつかったです。それでもたまたま選んだ大学でしたが関西では学費が安いトップ5に入っていたのでまだまっしでした。
バイトで払うと思っていても想定外のことが起こりえるので常にお金に終われてバイトしてました。

夜間大学じゃなくて全日制がいいのか?

社会人になってから専門学校や大学院を通うようになって思ったことは大学は本当に全日制ではないといけなかったのか?ということです。
というのは夜間制だと学費も半額ぐらいになります。
大学卒業という学位では夜間制だからとか関係ないので、一つ選択肢として私は考慮しておけばよかったなと今は思っています。当時はあることを理解していませんでした。
同時にこの質問も生まれます。

社会人になってからの大学進学も可能だが、今選択するべきか?

社会人になってからでも大学に通っている友人がたくさんいます。社会人=大学に行けないわけじゃないので、本当に今いくべきなのか?
という問いもあるかなと思います。

ここまで考えてそれでもいきたいとなったら・・・

何百万の借金を背負っても、得れる効果はそれを超えるのか?

ここが最大の肝ですが、大学進学は幸せな未来とは直結していません。
正直わけわからない大学というのもあります。教育機関として否定しているわけじゃなくて、びんぼー実学としてびんぼーな状態の人がいくことでよりびんぼーになる結果になることもあるからです。働くことで収入も増えるし借金は増えない。

卒業時に借金何百万持ってスタートするのとしないのとでは違うので、本当に価値があるのか?価値があると思い込んでいるだけじゃないのか?ということを考えてもらったうえで選択するといいのかなと思ったので書いてみます。

大学名は新卒の時はとても影響力がありますが、中途入社の時にはさほど効力を持ちません。(大学名で書類選考の突破を考える会社がないとは言えません。それでも中途入社の場合は何をしてきたのか?という実績の方が大切のように思います。)

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書いている私は、現在会社とNPOを運営しながら、日々過ごしています。
ひとり親家庭に生まれ、母親がパチンコ狂に入信し、7歳からパチンコ屋や消費者金融に出入りしていました。家も隣がやくざ№2だわ、上は全盲の方で音が出るところを永遠にこづくなど、レアキャラの集まりで、公営住宅という弱い者が集まる中でなお弱い者いじめをされる環境でした。
それでも会計を知って、お金持ちにもいろんな人と話をしてきました。今ならびんぼーは脱出可能な状態だと思っています。

大好きなこと:お金の計算・法律・会計・税金・不動産

2023年に100日書いたnoteは、自分の人生の振り替り。


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