ディズニーで働くとは。

皆さんの初めてのアルバイトは何だったでしょうか。

私はジョナサンでのホールスタッフが初めての経験でした。

いろいろなお客さんに会い、接客をすることはなんて楽しいのだ、と人と話す、人のために働くことが好きなんだと気づかせてくれた場所でもありました。なんだかんだ大学時代もレストランで働き、カナダでもレストランで就業。カナダでの就業は学ぶことばかりでした。


まず、チップ制度。自分のいいサービス、にお客さんがお金をくれるんですよね。これはよく言うと自分の頑張り次第でお給料が変わる、悪く言えば心からのサービスでなくお金のためのサービスになってしまう危険性もありました。

でも実際にレストランで働き(マナーの悪いワーホリ日本人もたくさん見てきましたが…)日本食の人気の高さに驚き、日本のサービスが世界から高評価をもらっているということを知ることになりました。

何よりも楽しかったのはいろいろなおきゃくさんが訪れてくれること。つたない英語でしたが、コミュニケーションをとり接客することで、世界で働けているという自信を持つことができました。


日本帰国後、アメリカのディズニーワールドで就業。1年間の契約社員でしたが、本当に本当に楽しかった!日本のサービスとアメリカのサービスって全然違うんですよね。ただ当たり前のことをしているだけなのにとても喜んでくれる(お水入れてあげたりとか)。そして喜んでもらえるともっともっといいサービスを提供したくなる。そんないい循環ができている環境でした。

ディズニーに来てわざわざゲストが日本食レストランを選んでやってくるってすごくないですか?私は日本人であることに正直いいイメージを持っていませんでした。どんだけ古い人間だよ、と思われるかもしれませんが、まだ欧米ではアジア人差別があるのではと疑っていたからです。キラキラの欧米人にあこがれていました笑

でもレストランに来てくれるゲストが、日本に行きたい!といってくれたり、なんで日本人はこんなにいい人ばかりなの?といってもらったり、日本が一番好きな国だと言ってくれるゲストまでいたりして…日本人であること、日本のマナーを提供できること、日本の文化を知ってもらえることに誇りを感じました。そして、もっともっと日本を知ってもらいたい、ゲストのことも知りたいと考えるようになりました。

私は人と話すことが大好きです。

話すって、素晴らしいことだと思うんです。お互いを理解し、深める。そのひと時が相手の忘れられない思い出になれば…私がやってきたことは間違いじゃなかったのかな?と思えます。


それができたディズニーは私の理想の場所でした。(話過ぎてマネージャーや同僚に怒られてばかりいましたが…)利益ももちろん考えなくてはいけなかったのですが、私はゲスト優先を捨てきることができませんでした笑


でもそのおかげで今でも続く出会いがありました。とても外交的な人間になれたと思います。自分が何のために生きたいか、生きる意義も見つけることができました。人との出会いは人生の宝物、本当にその通り。


ありきたりな言葉だけど、一期一会、この言葉を人生のモットーにして生きています。


縁があってこれから2年後、またディズニーで働くことになるのですがこのお話はまた後程…

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