頬粘膜がん 108日目 海の底にいるみたい
頬粘膜癌、108日目。
血圧 123-91 mmHg
血糖 110 mg/dL (朝食前)
酸素 99 %
脈拍 5979 拍/分
体温 36.6 ℃
体重 78.5 kg
昨日の話については、主治医とよくよく話して解決した。
さぁ気分を入れ替えて行ってみよう。
明日から抗がん剤5クール目突入である。その為、今朝は採血があった。採血の結果はまぁ予想はしていたが白血球数はかなり減少した。いよいよ基準値の下限を切って、副作用重症度分類によるとグレード2という所。
明日の抗がん剤はこのままいく事にはなっている。主治医も僕も取りあえずはこの5クール目は完遂は必至であると考えているし、なんならギリで7クール減薬しないで投薬したい。次の血液検査は要チェックになる。
さて、抗がん剤は18回目終了。
今朝については、目覚めたときに痛みについては特に気にならなかった。勿論、動かしたり、舌の表面にものが当たればかなり痛いが安静時はなんとかかんとかって感じだった。
それでも、まぁ食事時の痛みがかなりのレベルに来ているのでオキノームおよびオキシコンチンの鎮痛剤は処方量を次のレベルに上げて貰った。
日中はオキノームのみ増量になっており、今夜からオキシコンチンも増量。
実質的には明日の状態で、副作用とか確認していく感じでだ。オキノームだが、取りあえずはよく効いているとは思う。効いてくるタイミングがいまひとつつかみ切れてないけれど、今日もご飯は完食である。
ちなみに、栄養指導の依頼を掛けてあり、管理栄養士さんとの面談が入る予定ではあるんだけれど、今月の22日なんだそうだw ちょっーーーっと間に合わないかもしれない。その頃には、その頃なりの困りごともあるのだろうけど今困ってる事についてはまぁ保留ということで。
ただ、酸味抜き指定はしてあるけれどパインが出たりするので、返却のトレーにメモを付けて出した。
”酸味抜き指定ですが、パイナップルやみかんなどの果物は痛みがでて結構辛いです”
で、栄養部から”果物抜きで調整します”とお看護師通しで返事が来た。感謝します。
何事も諦めてはそこで終了なのである。取りあえずお手紙書いてみたら解決した。そんなものかもしれないなぁと諦めていたら今日もパインを食べていたかも知れないw
晩御飯にはチョコ味のゼリーみたいなのがついてきた。ハッピーバレンタイン。
どうやら、少し味覚異常が出てきているのではないかと思いはじめている。
先日から、チョコには結構塩が入っているのかなぁと感じていた。甘さを引き立たせるための塩味みたいなね。舌がしみるようになってチョコを食べてもおひたしを食べた時と同じようにしみるのだ。隠し味の塩を感じる繊細な僕みたいな・・・・・・。
でもねぇ、どうやら少し甘みを感じるセンサーの感度が落ちてるんでは無いかと思い始めている。繊細に塩を感じているんじゃなくて甘みが抜けてきている感じというか。
昨日のプリンの上に乗ってた生クリームとか、上品な味なのだが、それは上品とかじゃなくて僕の舌が鈍感ちゃんになっているのではないかという懸念がある。
甘みを感じないのか塩味を強く感じるのかははっきりとはわからない。
なんというか、海に底にいるみたいなのだ。口の中に海水が充満している。そんな感じ。
水を飲んでも、なんとなく海の味・・・・・・。な気がする。
そもそも人の血液と海水って成分的にも比率的にもほぼ一緒なんだけれどね。
取りあえず、味覚についての異常も様子見である。
今日もいい1日であった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?