頬粘膜がん 124日目 チャレンジメニュー


 頬粘膜癌、124日目。


 血圧 109-78 mmHg
 血糖 122 mg/dL (朝食前)
 酸素 98 %
 脈拍 76 拍/分
 体温 37.0 ℃
 体重 78.5 kg


 さぁ、今日も無事に放射線治療は完了した。残り4回。

 昨日の決算の数字が白血球の減少が下げ止まったような数字を示している。明日改めて採血し、その数値をもとに来週にもう1クール抗がん剤を入れる事を予定している。来週の水曜でも最後に1クール入れればという事だ。

 という訳で、なんとか最期までご飯は食べながら放射線を終了できそうな気配になってきた。難聴はビシバシすすんでいて、ちょっと緊張したり集中するようなシーンになると耳鳴りがキーンっとやってきて周囲の音を一度全部持って行ってしまう。音楽を聴いてようが誰かと話していようが関係なしなので、話してる最中だと突然フリーズしたみたいな状態になる。

 看護師さんにも一応耳鳴りのことは伝えてあるし、小さい声だと聞こえないことありますけど、無視してるんじゃないですからねって言ってますが、果たして伝わっているのやらw


 さて、今日はまたまた開口訓練関係の話である。(どんだけ食べる事にこだわるんだって話ではある)

 今週の経過

    月 17mm ー 23mm
    火 17mm ー 25mm
    水 18mm ー 28mm
    木 18mm ー 27mm

 開口リハについて、今週火曜あたりからだが、他動運動時の断続的な負荷訓練を減らして持続的な伸長訓練というかまぁストレッチ要素を中心にメニューを組み替えてみている。STの先生と僕とでどれがいいのか探りながらのリハビリであるのだが、それでもこうして成果が出てくるとSTの先生の意欲がマシマシになって危険ではある。この調子なら○○mmぐらいまで行けそうですかねぇみたいな○○の部分の数値がどんどんハードルが上がっているんだが気のせいだろうか。


 さて、そういう話はさておき、では実際医18mm~26mmってのはどういうレベルなんだろう。

 というわけで客観的指標を用意してみました。

ねぎとろ細巻き

 ねぎとろ細巻き である。売店で売っているので基本いつでも買える。そして、この指標の良い所は概ね大きさが変化しないことと、次のレベルでは 中トロ中巻 なるメニューも用意されている点を見逃すことはできない。

 というわけで、細巻きを頬張るという事が可能なのかどうなのか、やってみよう。

 その黒い弾丸は、まっすぐに僕の喉をめがけて口に飛び込もうとしている。まっすぐに突き進んで歯と歯の間を通り抜け舌の上をかすめながら喉の奥へ突き進む。って訳で、普通に横向きとかじゃなくて飛び込んでくる細巻きは食べられたらしい。ねぎの風味がふんわりと感じられてまぐろのネットリした食感が美味しかった。

 塩分抜きにしているくらいなんであまり出番が無かった醤油スプレーだが今日は大活躍だった。シャッとスプレーしてから細巻きはちゃんとしたネギトロ巻の味になった。


右手


 えっと、手の指先とかちょっと感覚おかしいなぁって思っていたら両手ともこんな感じ。

 なんだか、手先の感覚が少し変である。キーボードは今のところ問題無く打てているのでいいのだけれど。


 ご飯は今日も完食だ。

 よし、今日もいい1日であった。



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