頬粘膜がん 168日目 雨降りも嫌じゃないさ


 頬粘膜癌 168日目。

 血圧 108-80 mmHg
 血糖 - mg/dL (朝食前)
 酸素 99 %
 脈拍 75 拍/分
 体温 36.4 ℃
 体重 73.3 kg

 今日は朝から雨降り。
 こんな日は散歩にも行けない。結構土砂降りである。

 退院してから3週間ほどになるわけだが、頬のへっこんだ部分の顔の方(口の中じゃなくて)と、頸部郭清した傷口のあたりはかなり落ち着いてきているんだろう。放射線治療で皮膚の細胞の入れ替わりが激しいのか、やたらめったら左の顔の部分から垢が出る。頸部郭清の傷口の周りもだが、もしかして放射線治療をするとそういう事が起こるんだろうか。
 体の他の部分だってもちろん、角質部分が剥がれて新しい皮膚になれば同じように垢になっていくのだろうけれど、この部分はやたら垢になるペースが速いような気がしないでもない。入浴中に頬のあたりとか首のあたりとかを指で擦っていると、古い角質が剥がれる感じでぼろぼろと垢が出てくる。流石に毎日垢まみれになるわけでもないんだけれどかなりのペースではないかなぁ? 顔も右と左じゃ出方が違う感じがする。まぁ切れに垢がとれたあとはつるつるになるので良いのだけれど、なんだかばっちぃみたいで嫌じゃんw
 ということで風呂に入るとついつい首だとか顔だとかを擦ってしまうわけである。
 足の裏とか、若い頃はそんなことなかったのに、年をとると角質化してごわごわになる。まさか、自分が軽石とか使うシーンなんて若い頃は想像もしていなかった。
 ていうか、むしろ若い頃はこの軽石ってのはいったい何のためにあるんだろうと思っていた。こんな物で体擦ったら痛いだろ?って思っていた訳だ。それが自分の足の裏や踵を軽石で擦る日がくるなんてね。分からないことというのは沢山あるんだろう。

 これからだって、70台ぐらいになって、あぁこういう事が起こるんだなぁと気が付くことがあるはずだ。今はまだ知らない不思議がこれから先もあるに違いない。


 明日はお義母さんのお見舞いだ。来週中頃に転院するからその準備もあるだろう。この間買った毛糸も差し入れである。

 外出はしなかったけれど 今日もいい1日であった。

 バラードっていいよねって改めて思うような歌唱。2:42から、速弾きばかりがギターじゃない。キター弾きならこういう間奏弾きたい。
♬最後の雨 中西保志1992年発売、中西保志 2枚目シングル

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