頬粘膜がん 333日目 着々と準備は進んでいく


 頬粘膜癌 332日目。

 血圧 115-84 mmHg
 血糖 - mg/dL (朝食前)
 酸素 99 %
 脈拍 66 拍/分
 体温 36.5 ℃
 体重 71.4 kg

 さて、CT検査の日である。
 昨日の夜はやっぱり緊張したのか、なんだかなかなか寝付けずに結構遅い時間まで起きていたんだが、朝の目覚めは意外にすっきりしていた。

 いつもより早めの時間に病院に着くように家を出る。
 CT検査があるので今日は朝食抜きだ。

 8時過ぎに病院について、CT検査前に採尿と採血をと思い検査室へ向かうと採血の前は既に人だらけ。まじかっ? 取りあえず受け付けしてみると73番。みなさんどれだけ早くやってきているのやら。
 とは言っても、採血室は同時に7~8人は採取できる体制なのでそれなりに番号は進んでいく。今日はお若いお綺麗な看護師さんだった。5本採血する。うへ、5本とは多いじゃありませんか。術前検査ということで、取れるだけオーダーかけましたね、先生。

 血算を取り終わったら、いよいよCTへ・・・・・・の前に肺のレントゲンも撮る。レントゲン撮っていよいよCT撮影へ。

 造影剤いれるのに先に腕に静脈のルートを留置する。これが、なんだかちょっと怖い。丁度肘の内側に留置するんだが、腕が曲がる所なので「鍼は柔らかいものですが、あまり曲げないでね」とか言われる。曲げたらどうなるんだかは、あまり考えたくない。

 眩しいくらいにあかるいCT撮影室。天井には青空と輝く太陽が描かれている。

 途中で造影剤注入。体が熱くなる奴だ。最初に肘の鍼の周囲がほんわかと暖かくなり、掌がぶわっと熱くなる。同時に体中のあちこちが熱くなる。なんだか変な感じだ。

 あっという間にCTの撮影は終わり、心電図と肺活量検査。肺活量検査はマウスピースが口に入らないのでパスになった。

 一通り検査が終わって、取りあえず朝食。

朝食のパン

 タリーズのアイスコーヒーとパン2種。TYOUSYOKUNO写真左側のチーズドッグってやつが結構でっかくておなか一杯になる。


 さて、いよいよ診察。検査結果を見ながら。


 結論から言えば、手術は中止とはならず来月18日予定で決定である。

 CT画像で、検査室からの画像診断では右リンパ節にいくつかの肥大が見られるが有意な差とは認められずこの画像での転移は確定できず。とのことだったが、5月の撮影した時のものと今回のものを比べてみると、3mmほど大きくなったもの数個。

 主治医の先生的には「おそらくだけど、私の経験から言えば7~8割で転移とみたほうがいいでしょう」って事だった。まぁ前回のPETの結果聞いた時の五分五分って時点で、想定してました、はい。


 診察後は、入院担当の部署で入院手続きの準備。


 当初の予定通りに来月16日は麻酔科受診。17日入院、18日手術となった。手術じたいは前回みたいに2カ所のオペじゃなく、頸部郭清のみなので半日くらいの手術を予定とのこと。


 着々と準備はととのっていくのであった。



 今日もいい1日であった。


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