紹介ビジネスの注意喚起

今回は紹介ビジネスというものについて
私なりの考えを綴ります。

世の中にはさまざまな紹介(クチコミ)があり
それは別に悪いことではなく
当たり前に大企業も採用しています。

食べログもクチコミ。
Amazonもクチコミ。
レビュー(クチコミ)を書くことで割引や優待などの報酬がありますよ、というのは当たり前になっています。

ですので何かを誰かに紹介することが悪いことではありません。頭ごなしにクチコミを毛嫌いする人もいますがそれは時代との逆行でナンセンスです。

しかしながら。
クチコミを主体とした連鎖販売については
またそれはそれで別の特徴をもっていて
大企業が採用しているそれとは別のものです。

そしてそれらのほぼ100%は
【誰かが払ったお金が収入につながる】
で間違いありません。

世の中の商売は消費の上に成り立ちますから
悪いことではないのですが、問題

「相手がお金を払い自分が収入を得る
   ことが目的になっていないか?」

クチコミ連鎖販売にかかわる人がいたら
これよーく考えてみてください。

世の中は目まぐるしく流行が変わり
こういった世界も生き残りをかけて
多種多様に変化していきますが
上記の問題点は全く変わりません。

消耗品、化粧品、日用品の主体から
金融商品まがいのものが発生して
それらは規制されたがゆえに
教育や教養までもが商品化されつつあります。

品物があるクチコミであれば
伝えた相手はその品物を喜ぶのか?
使いきれない分まで買っていないか?

教育や教養を主体とするクチコミであれば
伝えた相手が消化できるのか?
本当に活用できる能力を持っているのか?

"使いきれない商品" と
"許容能力を超えた教育" は
相手がお金を払う という視点からみて
同義です。

伝える相手が許容能力を持たないのであれば
お金のかかる教育を勧めるのは

「相手がお金を払い自分が収入を得る
   ことが目的になっていないか?」

この問題点に当てはまっており
相手より自分の利益優先というわけで
厳しい言葉を使うと人の道に反しています。
もちろん幸せになんてなれません。

もうひとつ付け加えると
クチコミビジネス とか言われますが
自分で興すからビジネスなのであって
誰かが作ったものに乗っかってるだけなら
ビジネスとは言えませんからね。

何かしらクチコミに関わっておられる方は
本当にそれが相手のためなのか?
自分は無理して購入していないか?
毎日のように自問自答すべきです。

常識を持つということも、無形資産のひとつです。

この記事が
皆さんのリテラシー向上に繋がれば幸いです。

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