FXにおける専門用語

今回はまず、皆さんが最低限知っておくべき
専門用語について解説します。

用語を知ることは必要なの?
用語を知ると資産形成がうまくなる?

残念ながら全くそんなことはありません。
専門用語を知ったところで資産は増えませんし
博士になる必要もありません。

専門用語を知る目的は、私と皆さんの間や、皆さん同士での会話をスムーズに成立するためであり、相手が言っていることを理解する時間を短くするためです。

今回はあくまで最低限知っておくべき用語を並べていきます。

【FX】

Foreign(外国の)+Exchange(両替)
からきています。
日本語で表記すると外国為替証拠金取引とか外国為替保証金取引とかいいます。
この証拠金というところが後述のレバレッジにつながります。

【外国為替】

世界中には200近い国の数があり、
国の数だけお金の種類(=法定通貨)が存在し、
それを交換し合うために通貨の価格があります。

通貨の価格(レート)は日々コロコロと変動しています。
海外旅行に行くときに現地の通貨に変えるアレ両替を思い浮かべるとイメージしやすいです。

FXはその両替をインターネット上で行うことができる世界です。

【レート】

通貨の価格のことです。
通貨の価格は必ず2つの通貨ペアによって
○○/△△というふうに表示されます。
○○の価格を△△で換算する=レートになります。

例えばUSD/JPY=100 の場合、
米ドルの値段を円でいうと100円 ということ。

レートはさまざまな世界情勢により日々のコンマ秒単位で変動しています。

【注文/エントリー】

取引の始まりです。
商売でいうところの仕入れをすることです。
ポジションを抱えるともいいます。

【決済/クローズ】

取引の終わりです。
商売でいうところの商品を売ることです。
仕入れより高く売れば利益。
安く売ってしまうと損ですね。

【ポジション】

現在進行形の取引です。
商売でいうところの在庫を抱えた状態です。
仕入れて売るまでの間の状態ですね。

【約定】

やくじょう と読みます。
注文や決済が成立することをいいます。

【レバレッジ】

直訳すると てこの原理 です。
証拠金を担保として、手持ちの資金より大きな取引をすることができます。
FXだけでなく他の金融市場でも使われている仕組みです。

【スプレッド】

売りと買いの価格(レート)の差です。
証券会社に頼んで取引を市場に流してもらう仲介手数料が、このスプレッドとしてはじめから価格に組み込まれています。
スプレッドは証券会社選びにおいて大変重要な項目ですので、ここだけを別の記事にしています。
ぜひ読んでみてください。


いろいろと専門用語を解説しましたが
いかがだったでしょうか?
難しいと感じましたか?

初めて聞く言葉は難しく感じて当然です。
少しずつ理解していけば良いのです。

Dreamamでは直接質問できる場を設けて
皆さんの質問に答える場を用意してあります。

文章だけでは伝えられないニュアンスもありますので、分からないところは何でも質問してください。

皆さんのリテラシー向上に繋がれば幸いです。

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