いいづかコベントガーデン

秋月ビルからスタートして、
モトノキノウエ(ロンドン図書館)
ヲソラホンマチ(トラファルガー広場)
夜の街(繁華街)と旅してきました。

この連載も中盤戦?に突入!

さて飯塚市の中心市街地を流れる川には、現在埋め立てられ都市公園として人々の生活を支えていることをご存知でしょうか?


市の中心部を流れる遠賀川は、筑豊生活圏をその流域に持つ県内有数の一級河川です。河川勾配が緩やかで、江戸時代から年貢米の輸送などに利用され、地域の発展に貢献しましたが、一方で、たびたび水害を引き起こしてきた歴史もあります。このため、国による大規模な河川の掘削・築堤工事が実施されました。
 遠賀川改修工事に併せて、支流である穂波川も飯塚市片島から徳前の区間で大幅に付け替えられました。付け替えで残された川(飯塚川)は、まちの発展とともに埋め立てられ、現在は緑道公園として整備されて、その名残をわずかに残すのみとなっています。
 緑道には、クスノキ、ケヤキ、ツツジ、アベリアなどが植栽されています。国道211号東側の商店街付近には、かつて飯塚宿の水路だったことを偲ばせるせせらぎが見られます。

福岡県HPより

冬にはイルミネーションを点灯するなどまちの風景を表す一部となっている。

:まちなかイルミネーション大作戦実行委員会

ここで、あまり馴染みのない緑道公園についてグーグルで調べてみると以下のような内容であり

車の通行を禁じ、歩行者または自転車専用とした空間を一般的に緑道といいます。
国土交通省HP引用

防災時の避難経路としての活用や都市生活において緑がもたらす効果として都市の中に配置されている。

緑の道でありながら公園なのかぁと少し興味を抱き始めた。

そこで都市空間としての公園について、もう少し掘り下げてみたくなった。 

本棚を眺めてるとそうだ!あの本に確かあったと、、、

『アメリカ大都市の死と生』で、公園について言及しているのを見つけた。


第5章 近隣公園の使い道

『公園は変動の激しい場所です。ものすごく人気があるか、まったく人気がないかの両極端に落ち着きがちです。そのふるまいは単純とはほど遠いものです。それは都市地区の実に楽しい特徴にもなり周囲にとって経済的な資産にもなることはできますが、そうなると公園は悲しいほど少数です。年月がたつにつれて、だんだん愛されるようになり価値を増すこともありますが、こうした持久力を持つ公園は悲しいほど少数です』P109

『都市公園にかかる期待は大きすぎます。公園は周辺の重要な性質を何であれ変えるどころか、自動的に近隣を向上させるどころか、近隣公園自体がその近隣のもたらす作用によって、直接的かつ劇的な影響を受けてしまうのです。』P116

経済的な資産近隣への影響を傍に置きつつ、読み進めると浮浪者公園という言葉がでてくる。

そこで思い出す公園がひとつある。

東京の南池袋公園はかつて浮浪者の公園として、近隣住民から忌み嫌われる場所であった。

しかし現在ではヨガやカフェが併設してあったりと大人気な公園の一つとして、活動が展開されている。

詳しくは下記サイトにて

https://re-re-re-renovation.jp/projects/2225

飯塚にも勝盛公園や筑豊緑地といった大規模な楽しい公園もあり

小さい公園から大規模な公園を持つ飯塚の環境は子育て世代のみならず、ありがたい。

子を持つ親として、公園の存在は非常に貴重でジェイン・ジェイコブズが言うように普段の生活から休みの日は必ず遊びに行くなど影響は大きいのだ。

では緑道公園の楽しさとしては近所であれば緑に囲まれた歩道を歩くのは精神衛生上、気持ちが良いし、場合によっては弁当を持ち込めばそこで食事をする事もできる。

何よりお金も掛けず遊べることがまた良い。

もしかしたらそこで事業を起こして食事を提供してお金を稼げる可能性もあるかもしれない。

しかし、都市公園は自治体が管理する公共スペースであるが故に使用するには許可が必要。

そこで食事を提供してなおかつ利益を得るとなれば、なおさら許可までのハードルは上がる。

まぁそんな事より利用する立場から言えば気軽に足を運べて食事もでき、何より楽しい公園が欲しい。

そこでもしイベントが行われるとすればそのイベントは何だろうと想像してみるとコベントガーデンのフリーマーケットを思いつく。

https://fotoma.net/ofkph0197/?amp=1

まちなかに行きたくなる空間や人、楽しそうと思えるイベントや建物。

都市にいくつもの選択肢が増える事はきっと都市生活における楽しさにきっと繋がるのではないだろうか。

いいづか緑道フリーマーケット

選択肢のひとつを妄想しながらまた今日も秋月ビルから緑道公園を歩いてる。



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