デスノート 夜神月の致命的ミス集

はい!夜神月はどうすれば、

Lにバレずに済んだのかという話をしたいと思います!!

夜神月はデスノートという、顔と名前が分かれば死に至らせる最強のノートを持っているわけです。当然、誰も実在するとは思っていないわけです。

なのに!なぜ!バレたのか!そこが気になって仕方がなかったわけであります。

自分でも考えましたし、ネットを使って調べたわけですが、やはり致命的なのは

迂闊にも、Lによる、リンド・L・テイラー誘導に乗ってしまったことでしょうね。

場所も極秘であるにもかかわらず、(当然警備は厳重)偽物のLの顔と名前の情報だけがキラさんにわたったわけです。

普通に考えて、トリックもないのに死亡は無理です。

ここからLは、トリックによる死亡ではないことや顔と名前の情報が少なくとも必要ということを見抜いてしまったわけです。

ミステリーもののトリックの線を消しただけでもすごいですが、キラが関東にいるという情報も掴んでしまいました。

なぜなら、放送時間をずらすことで、関東人しかLの偽物をTVで見られていないことが分かったので、

キラの居場所が関東ということも特定させてしまいました。

まあ、致命的です。

私は更に、月のミスを発見しました。

警察関係しか知らない情報を使ってしまうことです。

デスノートを読み込んでいる人は、それってミスではないじゃんと思われるかもしれませんが、私はミスと考えます。

月の狙いとしてはLと日本警察の離間策です。

相手と相手の間に不信を抱かせることで仲間割れを狙っています。

古くは、三国志で曹操が馬超に追い込まれたときに馬超とその軍師の韓遂との離間を図りました。

離間の方法には諸説ありますが、私の見た方法では曹操が韓遂の寝返りを促す文書を送ったり、使者をやりとりさせたことです。

馬超としても、韓遂は曹操と通じているのではないかという風に見えてしまい、仲が悪くなります。

月も、日本警察とLの間に隙間風を吹かせ、離間を図ります。日本警察とLの信頼関係が乏しいことに目をつけ、Lが日本警察を疑うように仕向けます。

日本警察の情報を流し、情報漏洩を恐れたLが日本警察に情報を流さず、単独行動を取る。すると、Lという正体不明の人物に警戒論が警察内部から噴出します。

そして、Lを快く思わぬ警察の手でLを倒させる。それでなくとも、Lの正体を警察に明かすことになると踏んだわけです。

月の目論見は当初はうまく行きました。警察は大規模な人員を割くことを嫌がり、

L警戒論も出ました。

これでLの逮捕や暗殺に繋がれば勝ちでしたが、そううまくはいかず、逆に警察内部か関係者のうちにキラがいるという情報を与える結果に繋がりました。

うーん、関東にいるという情報を与えてしまって、警察関係者という情報を与えるのはかなりリスキーですよねえ。

あとは、レイペンバーでしょうか。

レイの死亡によってレイが尾行していた対象者のうちにキラがいる可能性を示してしまいましたから。実際ナオミは、バスの中に犯人がいるという仮説を立ててしまいました。

でも元を辿れば離間策がうまく行っていないので、

関東在住の警察関係者という線で調べられてしまったのです。


警察関係者という当たりをつけられなければ、レイに尾けられるのは先の話になったでしょう。

夜神月の性格は負けず嫌い。力には計略を用いるところは知的ですが、逃げる策を取りませんでした。三十六計逃げるに如かずの精神で、Lの挑発に乗らず、レイをスルーすれば良かったのではないかと思います!!

ありがとうございました。



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