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女装にハマった時

昨年2月に初めて女装をした。
女装を専門にしているお店で、ドキドキしながらメイクされていた。
その時は、一度だけの好奇心のつもりでいた。
メイク後、写真撮影があり、いろいろなポーズをさせられた。
思いのほか綺麗になっていく自分に、思わず感動してしまった。
還暦も過ぎた男性だけに、それほどの変身は期待していなかった。
普通におばさん顔になる程度かなと思っていた。
しかし結果は予想している以上にものだった。
男性でもメイクして、ウィッグや女性の洋服を着ると、
かなりのレベルで綺麗になれるんだねって。
こうした体験をすると、女性は当然もっと綺麗になれるのかなと、
考えるようになった、みんな努力しているんだねって。

その後2か月に一度の割合で、女装を試みるようになった。今いる自分とは別の人間になったような気がした。
最近は普段でも家にいる時は、女性の恰好になってしまっている。
女装する前も、パンストやスカートはしばしばこっそり穿いていた。
さすがに外出する時は、男性の恰好になってしまうが。
女装での外出は、ハードルが高すぎる。

お店が自由が丘と少し遠いので、行くまでにドキドキがかなりある。
つい早く着いてしまうので、時間まで潰すのが大変である。
時間になり、店に行くといつもの緊張感が走る。
服選びが結構迷ってしまう、あまりに多すぎて。
偶にサイズが合わないこともある。
男性は、部分的に女性より太い部分があるのがわかった。
一番はウェストである、女性より平均10センチは太いから。
胸元も胸をつけると、かなりきつくなる。
バストは胸の大きい女性と男性でさほど変わらないから。
それくらい、男女で体のサイズが違うことがよくわかった。

多分女装は体験した人でないとわからない部分も多い。
行っていない男性は、ほとんど興味ないだろう。
でも調べると、女装体験している男性は、意外にも多いことがわかった。
特に20代から30代の男性が、かなり体験しているようだ。
美容にも興味のあるZ世代は、こっちにも行くのかな。
今は男性だから、女性だからの時代ではなくなっている。
好きなように、表現していく時代なのかな。


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