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行ってみたい場所

比較的近くにあるが、この目的地単体で行くのは躊躇われている所がある。表題の所にある画像で察しがついている人も居るだろう。そう、ラウンドアバウト(環状交差点)だ。私が普通自動車の運転免許を取得した時には無かった標識で、その約10年後に普通自動二輪の運転免許を取得する際には教習で教わったため、私にとっては印象深いものだ。

震災のような災害時に停電しても交通網に影響を与えないように、というのがラウンドアバウトの普及のきっかけだったかと記憶している。実際、東日本大震災の被害が大きかった東北地域では他の地方よりも普及が進んでいる。裏を返すとそれ以外の地域ではそこまで普及が進んでおらず、私の住む九州にはそう多くないように感じる。これを書いている現在でも、日本で150箇所ぐらいしか無いらしい。教習所で聞いただけの知識であり、やはり一度は体験してみたい。

そういう事情もあり、一度はラウンドアバウトを訪れたいと考えている。単に最寄りのラウンドアバウトを見に行くだけであれば、片道2時間程バイクを走らせれば辿り着けるはずだ。ただ、その場所の近くには、バイクで心地よく走行できるようなスポットがあまり無い。ラウンドアバウトだけを目的に出掛けるには物足りないのだ。こうして、行きたいと年単位で思ってはいるものの実行には至っていない。


(補足)ラウンドアバウトと似たものとして、ロータリー交差点がある。これは45度傾けた黄色地の正方形に、矢印が環状に3つ描かれた警戒標識「ロータリーあり」が設置されているものである。ラウンドアバウトでは画像にあるような規制標識「環状交差点における右回り通行」が設置されていることが見た目での大きな違いである。交通規則での大きな違いは次の通り。

①ラウンドアバウトは進入時の一時停止不要。ロータリー交差点は信号機があればそれに従い、無ければ一時停止してから進入
②ラウンドアバウトは環状交差点内を通行する車両を有線。ロータリー交差点は、信号機が無い場合はロータリー交差点を通行中に左方から進入してくる車両の妨害をしてはならない。(要は左折進入車両優先)

ロータリー交差点もかなり数を減らしているが、どうやら最寄りのラウンドアバウトよりは近くにあるらしいので、そちらも一度は訪れてみたいと思う。