「Fate/Samurai Remnant」Switch版クリア感想


発売してからずっとプレイしていたFate新作ゲーム、サムライレムナントの3つのENDをクリアしたので感想をば。ネタばれはない…はず。

今作はコーエーテクモ会長のシブサワコウさんがFGO、特に女武蔵にドハマリしてしまい、型月にFate新作原案として持ち込んだものをシナリオなどに関しては型月が全面監修しつつ、制作されたという経緯だったそうで(TYPE-MOONエースvol.15)
恐らくFGOのコラボにいずれ来るだろうし、何より型月ならではな超展開シナリオがあるかもしれないってことで、ネタばれを喰らわないように自分でプレイすることにしたのだけど。

いやあ、最初から10時間弱はゲームシステムに慣れるのに四苦八苦だったよね…難易度イージーにしてプレイしたんだけど、それでもアクション要素が…特にカメラがねえ。俯瞰で見渡せないのがどうにも馴染めず、何とか慣れることが出来るまで相当掛かってしまったよ。3D酔いしなかったのがせめてもの救いだったかな…
ただ地の型を覚えてからはだいぶ戦い方が安定して、スキルツリーでの育成
が進むに連れ、鯖の宝具も打ちやすくなって進めやすくなってからは俄然楽しくなってきたよね。まあ宝具自体は中盤まで打てないんだけど(笑
サーヴァント戦は最後まで楽しめたね、まあ難易度イージーでないとクリア出来そうに思えなかったけどさ。でも体力回復がほぼほぼ問題なくなる中盤以降はなんとでもなったかな。
雑魚戦はも少し頻度落としてくれても良かったかなあ…まあ必須戦闘繰り返すだけでクリアまでは問題ないレベリング出来るのは、バランス調整が上手いのかもだけど。
町中を駆け巡って落ちてるアイテム探したり、犬猫と戯れたり、刀の手入れしたり彫仏したり武装強化・分解したりと本筋追う以外にも色々出来るので遊びごたえは十分にあったね。2周目は全要素をほぼ無条件に引き継げるので快適プレイ出来るのも良かったし。

そして肝心のシナリオだけど…いやあ、良かったよね、想定以上だった。何より江戸時代の雰囲気を忠実に描いていたように思えたし、型月独特な伝奇っぽい世界観も魅力的に表現出来てたよね。マスターと鯖との関係もキャスター陣営を除いてしっかり描けてたし、Fate派生作品の中でも奈須さんが直に執筆したCCCに負けず劣らずな内容だったのでは。
個人的には5章のあの1vs1の対決が熱かったよね…あんな技で勝利をもぎ取るとは、そりゃ文句もいいたくなるだろうね(笑 そして2周目で明かされる真情、そこからの特別END…賛否両論だろうし特に海外ではどう評価されるのか判らないけど、アレこそがあのキャラなのだ、どうしても必要な描写だと作り手側が言うのなら、こちらからは何も言えないかなあ…不憫でしかないキャラが出てくるのがあれなんだけども。
サーヴァントの真名は、大体事前の予想通りだったけど、さすがにキャスターは読めなかった…分かる訳ないよ、あんなん(笑 セイバーは…これ、グランドセイバー候補に躍り出たのでは? まあさすがにFGOでは騎士王だろうけど、案件によってはサムレムセイバーの可能性も十分だよね。

声優陣もFGO出演のメンツを中心に豪華と言っていい布陣だったよね。個人的にはドロテア役の平野綾さんが印象的だったかな、ハルヒ・らきすたぐらいしか知らなかったんだけどこんな役柄も見事にこなせるんだね…素晴らしかったわ。

今後発売されるDLCには付き合わないと思うけど(FGO最推しの加藤段蔵が出るならあるいは、かな)、十分に楽しめたし、今度は幕末レムナントとか出たらまた遊びたいと思わせてくれる作品だったね、46時間プレイして大満足だったわ。
FGOとのコラボも今から楽しみかな…でもさすがに来年5月には間に合わないか

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