PS4版ユニコーンオーバーロード クリア感想


2024年3月8日に発売された「ユニコーンオーバーロード」のPS4版をプレイしたので感想をば。
ヴァニラウェア作品の「十三機兵防衛圏」が大変楽しめたので、今作の情報が出たときに「お、面白そうだしヴァニラなら外れることもないだろう」と期待して、王道SRPG風味強めながらもRTS(リアルタイムストラテジー)要素に若干不安ありつつ(かなり前のスパロボスクコマ2以来プレイしてなかった)、発売日購入したわけだけど。

難易度タクティカル、普通レベルでプレイ開始したらもう、楽しくて楽しくて、53時間プレイしてトロフィーコンプリートまでやってしまったよね、SRPGというジャンルの楽しさを久々に思い出させてくれたよ。
何より戦闘システム、戦闘自体はオート進行だけど事前に細かく行動入力して(攻撃範囲指定(全体攻撃もあり)、バフデバフ回復スキル入力など)部隊移動も指定するという、FF12のガンビットライクなシステムが本当にゲーム性を豊かにしてくれて、どう行動させていくか考えながら進行させていくかで時間が溶けまくりだったわ(笑
難易度も事前に懸念してたほどシビアではなく、中盤に戦力が整って中核部隊をいくつか設定出来たらあとは蹂躙するばかりとなり(笑 まあさすがにラストバトルは一筋縄ではいかなかったけど、最後だからここぞとばかりに強力アイテム連続投入で乗り切れたよね。

あと個人的に大好きな要素であるサブクエストが豊富で、ついつい寄り道しまくったよね…(笑 宝探しだの復興協力でのアイテム探索だの、強力武器防具収集だの、大陸全土を駆け巡ってしまったわ。
ビジュアルもさすがヴァニラウェアな高品質、特に料理への力の入り具合はとんでもなかったし、BGMもかなり印象的だったよね、メイン曲とエルヘイムとか良かったかな。
まあシナリオが王道過ぎて印象薄いとか、キャラクターの性能格差が開きすぎとか、不評要素がないわけではないようだけどさ。シリーズものでない新規SRPGをこんなに遊ばせてくれたってことでもう、私には言うことはないよね、スタンディングオベーションだわ。

ヴァニアラウェアは新規IPを作っていくこだわりがあるようでシリーズものは制作されていないようだけど。FEの物語性をシンプルにしたもの+伝説のオウガバトル的なRTS要素+FF12のガンビットライクなバトルシステムを噛み合わせる、そのゲーム要素を今作限りにするのはもったいなさすぎると思う、しばらくは別のSRPGする気が起きないほどの満足感があったのでこのシステムを使った別作品でいいので是非、また遊ばせて欲しいかな

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