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負けずキライな先生

俺も高校時代柔道部だったけど、先生みたいな”疑問”は持たなかったな。あくまでも空手のために柔道をやっていたのだが、柔道の奥深さはそれ以上だったし、まず柔道の試合で勝ちたかった。

柔道部で培った組技は俺が北斗旗選手権で戦う上では非常に有意義だったと今でも思う。

平和台に道場があった頃の大道塾総本部は毎週金曜日が組技の日で、ある日、稽古に出た時に東先生と乱捕りすることになった。俺はまだ空手黄帯、柔道部時代の余韻が残っている段階だったからかもしれないが、得意の内股で先生を一発で投げたのだw。そしたら立ち上がってきた先生、再度俺と組んだ時に、袖釣り込み腰を俺にかけてきた。俺はすでに脱臼癖があり、その時、釣られた腕側の左肩が外れ、そのままぶん投げられた。投げられた後、俺が激痛にうずくまると先生は満足げに俺を見下ろしていたな~w。

人に負けることがとにかく嫌いな先生。弟子に対しても絶対に負けるわけにはいかなかったんだ。今でもよく覚えてます。

http://daidojuku.com/daidomumon/?page_id=14717

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