【未解決】デバイスマネージャーが更新を繰り返す現象について

2022/08/17現在、Windows11にアップデート(同年5月頃に実施)してからというものの、様々な不具合が生じた。アップデート後にようやく時間を取れたのでいろいろと確認や対策をしてみたのでメモしておく。

以下目次

環境

  • Windows11 Home 21H2 (64ビット)

  • HP ENVY x360シリーズ (ラップトップ)

  • Bluetooth アダプター:Realtek Bluetooth 4.2 Adaptor

  • 仕様Bluetoothデバイス:logicool製ワイヤレスマウス・キーボード、その他のヘッドフォン・イヤホン

症状

症状は以下の通り。

1. 定期的にPCに本体内蔵のスピーカーからバリバリとノイズが発生する

これが一番最初に気がついた不具合であった。不定期に内蔵スピーカーからバリバリと音が出るようになった。ただし対処法として、Bluetoothのオーディオデバイスかイヤホンプラグからの外部出力をする、もしくは設定からモノラルオーディオとの切り替えスイッチを切ったり入れたりすると解決できる。(ただし後者の方法は再発する)しかしこれをいちいちするのはすごくだるい。

2. Bluetoothデバイスが不定期に切断と接続を繰り返す

これが次に気がついた不具合であった。ことの発端は新しくワイヤレスキーボードを接続した時に切断が起こったことである。もともとワイヤレスマウスが不定期に切断・接続を繰り返すという不具合がった。私はこれをマウスが不良なのかもしれないと思って無視していたがキーボードがマウスと同時に切断される事に気がついてPC側のBluetoothの不具合かもしれないと考えた。

3. PCが途端に重くなることが不定期に起こる

これもたまに発生する。

ここで補足すると上記3つは必ずしも同時に発生するものではないが1.と2.は割りと高確率で同時に発生する。

4. 上記3つに付随してデバイスマネージャーが更新と再表示を繰り返す

これは後述のドライバーを修正しようと眺めているときに気がついた。デバイスマネージャーを監視しているとPCの名称の下に展開したプルダウンが一瞬消え、更新されたように再表示する、ということを不定期に繰り返していた。ただしここで留意することはこの現象が1. 2. 3.のどれかが発生するときに同時に起こっているという点である。

上記の症状についてはすべて全くPCが使いものにならないくらいひどい頻度で発生しているものではないことに留意したい。事実発生頻度は調子がいいときは一日に1回起こるだけの場合もあるし30分間に3回程度発生する日もある。使う分には特に問題はなく感じる上、動作自体は搭載しているCPU並の標準的な動作をしている気がする。しかしいかんせん鬱陶しい。なので色々と試してみた。

試したこと

次に試してみたことを順に記録しておく。
最初はスピーカーに対処しようとした。

  • Windowsアップデートの確認

まぁとりあえずここからだろう。オプションの更新内容まで確認したが 特に修正されず。しかし動作速度は向上したのでみんなちゃんとオプションまで更新しような。

  • 排気口周りの掃除

いかんせんデスク周りに布製品が多いのがあってかとってもホコリが積もりやすい。もちろんPC周辺も例外ではなくもしかしたら静電気のせいでスピーカーが不調なのかもと掃除してみたが良くならず。

  • オーディオデバイスドライバーの手動更新とアンインストール・再インストール

じゃあどうせドライバーが不良なんだろうとドライバーのアンインストールとPCの再起動による再インストールを実施した。これはデバイスマネージャーから出力オーディオデバイス関連のドライバーを一通り実施した。しかしこれもだめだった。

そしてここでBluetoothの不調に気がついた。使っているデバイスを他のPCに接続する分には切断されないことを確認したためPCの受信側が良くないのだと判断した。

  • Bluetoothデバイスの削除と再ペアリング

まぁとりあえずここからだろう。一旦ペアリングをすべて切ってデバイスの登録も削除した。しかし良くならず。

  • Bluetoothデバイスアダプターの手動更新とアンインストール・再インストール

とりあえずこれもオーディオデバイスと同様に実施。デバイスの登録をすべて削除した状態で実施。再インストールしたのは冒頭で書いたBluetoothのドライバーである。心なしか切断頻度が落ちた気がしないでもないが、根本的な解決にはならず。

  • トラブルシューティングツールでのBluetooth周辺のスキャン

まぁこれもやってみますが駄目。異常は見つからない。

  • Bluetooth設定の編集

デバイスマネージャーからBluetooth設定を変更した。節電のためにPC側がBluetoothの接続状態を管理する、との項目を発見したのでこれを切る。しかし良くならず。

  • HPサポートアシスタントによるオーディオ等のフルチェック

HP製のPCには標準搭載のスキャン用のツールがあるのでフルスキャンした。しかし異常は見つからず。

  • デバイスマネージャーの監視

さてこいつが厄介である。以上のことを一通りやってみて「やっぱりドライバーがまずいんじゃ…」と眺めているときにスピーカーからノイズが発生した際、デバイスマネージャーが消滅と更新を2回ほど繰り返した。しばらく見てみると冒頭に書いた不具合のいずれかと同時に発生している。というわけでほぼドライバーが異常をきたしてしまっていることが確定した。

  • Bluetoothの接続状況の監視

ついでではあるが設定画面からBluetoothの接続状況も監視してみた。もちろんデバイスマネージャーが更新を繰り返すタイミングで切れていることをしっかり確認した。

考えられる原因

もう単純に初期不良

実はこのPCは買った当初から少し調子が悪かった。具体的には設計上排熱仕様に無理があるのか発熱がひどいこと、それに伴ってなのか急に電源が落ちてしまうことがあった。電源が落ちる件に関してはもう2年ほど発生していない。
が、しかしそもそも上記の現象はほとんどWindows11にアップグレードしたときに発生したように思えるので関係ないと考えられる。

PC自体が寿命に達している

このPCは記憶が正しければ2020年当初もしくは2019年末に購入したものなので寿命に達して劣化が進んでいる可能性が全然ある。ちょっと残念ではある。

デバイスドライバーが未対応

デバイスマネージャーが不調であるところを見ると各種ドライバーがWindows11に未対応な影響が出ているとも思える。事実Bluetoothもオーディオもドライバーの更新をすると最新版だぞとブチギレてくるのでたぶん最新版ではある。そこで考えられるのはこれしかない。しかしWindows11がリリースされてから半年以上が経過していることを加味するとあまり考えにくいとも思える。

しかしそれでもこの可能性があるのはRADEONのグラフィックドライバーがPCにもともとあったドライバーのバージョンが合わないという理由で起動できないという問題があったからだ。これも以前に一通り調べたりした結果グラフィックドライバーの更新に対してRADEON製グラフィックドライバーが未対応という原因だとわかっていたからである。


結果原因と治す方法はわからないままである。今後のドライバーやWindows11のアップデートで修正される可能性は全然あるのでしばらく様子を見ようと思う。最も、PCを買い替えようかなぁ~とか考えているので解決までたどり着かないかもしれないがひとつの教訓として、「初期不良があれば環境設定を終わらせてしまう前にさっさとサポートに引き渡せ」です。

以上。(2022/08/17)

追記(2022/08/22)

デバイスマネージャーを覗いていて気がついたことが1つあった。
異常をきたしているデバイスのプロパティを見ているとWindowsのアップグレードをしているタイミングで設定の構成に失敗しているような気がする。

どこまでが表出ししていいのかがわからないのでログは出さないがエラーコードは「デバイスの一部またはあいまいな一致が原因で~(中略)~のデバイス設定が以前のOSインストールから移行されませんでした」というログとともに”0xC0000719”を叩き出している。おそらくWindows10からWindows11への移行時にうまく設定が引き継げていないのかもしれない。

事実、Windows8からWindows10への自動アップデートがされていた時期から結構報告はされていたようである。
ただし解決方法はあまり当たらない。一応解決できそうであればまたここに書く。

追記(2022/11/23)

今気がついたけどこのエラーコード0xが頭についてるからHex(16進数)だな。覚えておこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?