あの日から三年
どうもどうもです。今回はめっちゃ個人的なこと書くので読みたい方だけどうぞ。
昨日2/28に行われた22/7 僕が持っているものなら発売記念ライブに昼夜で参加しました。また、このイベントをもって帆風千春さんはグループを卒業しました。長い間本当にお疲れさまでした。
お花について
今回のライブはフラワースタンドを会場に送ってはいけないというレギュレーションがあったので、会場に帆風さんの卒業を祝うお花が並ぶことはありませんでした。
しかし、会場に花が出せないからと何もせずには居られない方々が複数いたようです。
ここで直接紹介することはしませんが、帆風千春さん宛のフラワースタンドを作り、その写真を掲載されている方を見かけました。
祝い花という文化は歴史でいえば僕なんかが生まれる前からあったものだとは思うのですが、感染対策で飾れないという状況になったことはいままでなかっただろうし、その中でどうやって祝い花を出すのか、そもそも祝い花は要るのか、時代に問いかけられています。
そんな中でも祝い花を作り、たとえ送れなくても写真を用意したり、花屋さんの店頭展示であったり、そうした創意工夫で気持ちを伝えることを選んだファンが居た。そして、恥ずかしながらその一員に自分もなれた。そのことは、何にも替えられない思い出であります。
倉岡水巴さんに宛てた花。以前送ったものは、会場に置いてあった中で一番すごいと言っていただけました。真偽のほどはわかりませんが、彼女にそう思ってもらえたこと、また、こちらの日頃の感謝の念が、グッズを買ったりすること以外にもそうして伝えることができたこと、今回、こんな時勢で、またいろいろな理由(主にオンライントーク)で厳しい状況でも、気持ちよく出資をしてくれるファンがまだまだ居ること。これを、誇りに思ってほしいと思います。ちはるんは凄いから、もっと見てくださいと言ったあなただって、凄くて、素晴らしくて、輝いているんです。
ライブについて
帆風の話しろよ!結局倉岡かよ!とお思いの方はお早めにブラウザバックを。
個人的には地下アイドルのライブに年明けから何回かは足を運び、その度にライブはやっぱりいいなと、オンライン事業で打撃を受けた財布を慰めながら感じていました。ライブといっても、有観客ライブのことです。
有観客という言葉をあえて使うのが嫌だという意見を耳にしたことがあります。無観客が当たり前のような世に憤慨してのことでしょう。しかしまた思うのは、そうして有観客という修飾があることで、よりライブのありがたさを実感できるところがある。大勢で集まって、各々が好きなようにライブを鑑賞し、なんのルールもないのになぜか一体感が生まれる。これがライブのライブたるところだと、アイカツ!は教えてくれました。
今回会場前に僕が考えていたことといえば、(いったい生で倉岡水巴さんを見るのはいつぶりなのだろう)ということ。オンライントークでどれだけ喋っても埋まらない感情を、埋めに来たという自覚がありました。ステージに登場した瞬間。二階席からなのに一瞬でわかる彼女の存在。自分が応援しているものの正体に気付いたあの瞬間、僕はライブを見てました。
あとは、ライブの話でもう一つ、セットリストについてです。
この正解がないのに間違いはそこそこある難しい議題。そこに挑戦するのもアイドル、バンド、ライブを作る全員の宿命であります。あの曲で終わるのは…、あの曲が無かった…、このメンバーでこの曲やるのかよ…。
きっと、後悔のないライブなんて存在しないんだと思います。だって後悔や反省のないライブに、未来はないから。そうやって間違えたことを直して、直すことの難しさに気づいて、つらい思いをして、汗や涙を流して、そうして成長をしていく。その過程を見に、ライブに言ってるのかもしれません。
今回のライブ、とりわけ夜公演のラスト2曲は帆風さんがお願いして入れてもらった曲だとブログで言及されていました。歌ったら、卒業。そんな曲を選ぶ人の気持ちを考えたことが無かった。僕が願えるのは、後悔のないアンコール明けを過ごせたと、本人が思えますようにと、それだけ。
卒業について
何度目の経験だろう。学校のそれとは違う、アイドルの卒業。
アイドルはいつ終わるのか。
どうやって終わるのか。
誰かの中で終わっても、誰かの中では終わってないかもしれない。
寂しさと嬉しさ。でもやっぱり寂しさ。
耐えられるだろうか。自分にだって来るその時に。
2/28について
3年前、2018/2/28。僕は武道館で、アイカツ!ミュージックフェスタ in アイカツ武道館!を見ていた。そしてこのライブをもって、STAR☆ANISとAIKATSU☆STARS!はシリーズを卒業(正確な表現では無い)するということだった。
3年前、アイドルというものとまだしっかり向き合っていたわけではなかった。楽しい、幸せ。そんな気分だけを味わっていた。それがこの日、初めて寂しい、悲しい気持ちになった。
アイドルは応援していれば必ず幸せになれるわけじゃない。アイドルだって、いつも笑っていても、本当に楽しかだってわからない。
なんでアイドルが好きなんだろう。なんでアイドルを応援したいんだろう。
そんな疑問と戦い続けてる。最近読んだTokyo 7th シスターズだって、アイドルの呪いという表現まで出てきた。アイドルは、何を与えてくれるのか。アイドルは、何のためにあるのか。
僕はアイドルに何を貰ったのか。
この疑問だけは、いやにハッキリ答えがわかる。
ここで銘記はしない。見返して間違ってたら恥ずかしいし。
でも、だから言えるんだと思う。応援してるアイドルに、心の底から「ありがとう」って。
何が書きたいかもわからないままこの記事を書き始めたので、終わり方もなんだかよくわからない感じになった。
今日は、昨日ライブに参加したみんなはどんな1日を過ごしているだろうか。一瞬でも帆風千春さんのことを考えたりするのだろうか。ずっと頭から離れない人もいるんだろうか。
僕は、
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