140字じゃ足りない

はじめまして、棒付きドラゴンです。

はじめまして、棒付きドラゴンです。が一行目で読むのをやめた方が半数くらいでしょうか。よろしくお願いします残り半分の皆様。


昨日2/17はメルクマール・メルマールのメンバーである星咲桃子さんの生誕ライブが開催されました。

このグループを知ってまだ日が浅い私ですが、祝う気持ち抑えきれずチケットを購入。参加させて頂きました。


星咲桃子さん(ほしくん)は舞台の経験も豊富で、まだ見に行ったことはないのですが、その経歴からか、見られている、ステージに立っているという意識が人一倍強いと個人的に感じています。無論アイドルの多くが客席のファンの顔には敏感だとは思うのですが、細かいニュアンスが舞台とライブでは違うのも間違いではないと考えています。

舞台では全てが大げさに表現されます。声は大きく、動きは派手に。日常と同じようなテンションで動き回っている役者は、それはもう役者ではなく舞台に迷い込んでしまった一般人。作られた世界で動き回るキャラクターたちを見て楽しむものが舞台であります。

一方ライブといえば、レッスンで練習したダンスを披露したり、ファンとの一体感を大事にしたりと、その場で起こったこと、リアルを貴重にします。アイドルがステージから降りてきたら、それだけ盛り上がっているという受け取り方をするでしょう。ステージ上の物語が壊れたとは思いませんよね。


他にもいくつかあるとは思いますが、そんなようにライブと舞台という二つのステージを経験しているほしくんは、彼女ならではの演出にたどり着きました。


見ていた方はもうお気づきでしょうか。それは、ダイジェストの映像が実際のライブに繋がるという演出です。

昨日、ライブが始まると、舞台向かって下手の壁に映像が映し出され、そこには寝ているほしくんが居ました。おもむろに目覚めた彼女は時計を確認し、自身の寝坊に気付きます。場面切り替わりほしくんを会場で待つメンバーの映像。アイドルの”演技”を見ることができました。(誰がどうとかはコメントを控えさせていただきます。)再び会場へ走って向かうほしくん。そして会場の階段を駆け下りる映像が続き、ステージに飛び出す直前で映像が途絶えます。その続きはそう、本人の登場に寄って紡がれたからです。


こうして生誕を遅刻したほしくんはそのままライブステージに突入、という形で幕を開けた生誕ライブでしたが、いまこう文字に書き起こしてもやっぱ激アツだったなアレ…という感想。

ライブ後の配信でほしくん本人は「コテコテの演出」と言っていましたが、やはりそれは舞台ではの話。創作された世界から飛び出してそのままライブに突入するという、舞台とアイドルの経験を兼ね備えたメンバーならではのものだと思いましたし、そのコテコテ演出に関しても、短く説明をするという意図を含んだものでありました。

やっぱり見せる、もとい魅せるという意識が根底にあるような気がするし、その上でほしくんもよく客席を見ているので、ほしくんのステージは会場を支配されたように思えます。支配だと言葉がよくないですかね。君臨、とか?笑


直近のネタを記事にしたものの、一発目これであってんのか?という不安も消えないまま記事を終えることにします。

ここまで読んでくれた皆様へ感謝の念を。また読んでね。

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