アルセウス日記 2日目

イナナき、走り回るデカいギャロップから
逃げ切ったところから2日目は始まる。

何をすればいいのか。


そう。今の自分には目的がないのだ。


なんとなく。本当になんとなく、

図鑑のミッションをこなせ。

そう言われた気がする。


ビッパを倒す。捕まえる。
ムックルを倒す。捕まえる。
ケムッソを倒す。捕まえる。
コリンクを倒す。捕まえる。


そうだ。昨日はココで飽きたんだ。

"アルセウス"はバサギリ戦前に挫折した。


某ガチ対戦youtuberがそう言っていた。

意味がわかるんだ。現状つまらないもん。

目的のないまま、ボールと傷薬を作って
周囲のポケモンを狩りまくる。


「ミッションをこなせ」という、ざっくりとした目標を前に飽きる。
わからねえもん。進まねえよ。


走り回っているうちに案の定道に迷う。
闇雲に走ってもゴールは待っててくれない。


待っていたのは、でっかいルクシオだった。
赤く目が光り、ビリビリしている。

でた。オヤブンってやつだ。
昨日のギャロップもそうなのだろう。


マジギレしてるもん。
周りにいたコリンクだけ捕まえながら、コソコソする。
次世代の芽は摘まねばならぬ。

このオヤブンが消された後、
新しいオヤブンになるのは残されたコリンクだ。

そんな芽は摘まねばならぬ。

コリンクを駆除しながら逃げた先には例のズレた博士がいた。

なんだその紫の帽子は。
なんで絶妙に猫背なんだ。

今まで猫背な博士はいなかったぞ。


で、なんか話しかけたらストーリーが進む進む。
謎の大地で時間を潰し過ぎていたらしい。

ストーリーが進み、バサギリ討伐の香りがした。

はしゃいで大地を走り回った。

次のストーリーに進める。

それだけでテンションは上がるのだ。

橋から川に落ちた。
目の前が真っ暗になる。


初めてのコンティニューはオヤブンからの不意打ちではなく溺れだった。


命は儚い。

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