機材と個性の相関関係

 バンドマンは機材を持ち歩く。
 高校の頃なんかギター背負ってるだけで格好良くなった気分でいました。
 使わなくても持ち歩きたいくらいに。
 今は重いなという思いが大きい。

 それでも一時のドラセナに比べれば随分マシになった。
 ギター、ベース、キーボード、スネア、ペダル。
 ここまではスタンダード。
 ノートパソコン、プロジェクター、スクリーン代わりの布、ギターアンプ。スプラッシュシンバル等など。
 もちろん、車じゃないと運べない。
 ライブで機材に凝ったバンドばかりのイベントになると機材置場に置ききれなくなったりする。
 もううんざりすることもある。
 
 今はシンプルになってきた。
 でも機材がシンプルでスタンダードなほど個性を出しにくいなとも思う。
 変わった楽器で変わった音を出せばそれだけでオリジナリティが高まる。
 そう考えると弾き語りで個性的な人は本当にすごいと思う。
 

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