人の堕ち方
ある日のこと、noteアプリでブログを書いたあと操作ミスで渾身の傑作文章が消えてしまいました。
「渾身の傑作」というのは逃した魚は大きい心理と死人に口なしの原理で多少誇張したものですがそれなりに頑張って書いたので、俄然やる気がなくなって書き直すのを放棄しました。
労作が水の泡となることは誰でもよくある話です。こういう時すぐにやり直せば記憶もしっかりあるし、わりと短時間でやり直せるものです。逆に時間を置くほどその後にかかる労力も増え、反比例してモチベーションは減る。
「すぐやる人が成功する」みたいな自己啓発本がよくあるし、それは本当だと思うけどなぜか僕にはできません。面倒なことはすぐ後に回す。
思い起こせば夏休みの宿題。夏休み終わりかけるまでほったらかしで最後に焦る。でもやっぱりできなくて「よし、怒られるぞ」と覚悟を決めます。
「怒られたらそれで済むんだ」と割りきってしまうと少し楽になります。でもそのわり算には社会的信用の失墜やダメな奴と見られるという引き算が入っていない。そして、ダメ人間の烙印が押されれば、やらなくて普通だと思われる。それ以上のマイナスはない。期待されないというのは結構楽。逆にちょっと頑張ったらあいつにしてはやったなとほめられた気になる、、、
あかんあかん。もうちょっと頑張ろ。
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