Vol.55 QOMLと医師会の指針

※注意※

最終更新2021.1.4

1.当記事は筆者が研修医の時に作成したものをベースに、必要な箇所について修正を行ったものです。

2.記載内容が現在も有効であることは保証いたしかねます。

3.当記事は関係者の許可を得て掲載しておりますが、著作権は筆者に属しますので無断転載を禁止とします。

4.【QOL】=【QQ車対応、On call、LINE確保は研修医の仕事♬】の略、忙しい病院やそこに勤務している人たちに対して使用

5.【QOML】=【Quality of My Life】の略。

---以下本文---

みなさん、おはこんばんちは!


研修医のとRです!

【他人の金で。そうだ出張しよう】


という事で、先日は某新幹線の終着駅近くに行っていた


研修医参加必須のイベントだから仕方ないね


もうすぐ研修が折り返しになるというタイミングで


メンタルヘルスに関する講義などがあった


そこで


【何を当たり前のことを】


と思われることが日本医師会により提唱されているという事を知った




【医師が元気に働くための7カ条】


1.睡眠時間を十分確保しよう


2.週に1日は休日を取ろう


3.頑張りすぎないようにしよう


4.「うつ」は他人事ではありません


5.体調が悪ければためらわず受診しよう


6.ストレスを健康的に発散しよう酒やパチンコではないという意味


7.自分、そして家族やパートナーを大切にしよう



【勤務医の健康を守る病院7カ条】


1.医師の休息が、医師のためにも患者のためにも大事と考える病院


2.挨拶や「ありがとう」などを笑顔で声を掛け合える病院


3.暴力や不当なクレームを予防したり、組織として対応する病院


4.医療過誤に組織として対応する病院


5.診療に専念でき寮に配慮してくれる病院


6.子育て・介護をしながらの仕事を応援してくれる病院


7.より快適な職場になるような工夫をしてくれる病院


上記を「参加型」(要は、医療者側の意見をちゃんと反映する)で行う


要は、日本医師会が【もっとQOMLを高くしましょう】と提唱しているという事だ


QOL病院に限らなくても、例えば事務が給与計算を間違ったり、それに対してクレームをしても謝罪がなかったり、そもそも発覚に4カ月もかかったり、指摘したら逆切れされてとても診療や研修どころじゃないなんていう事で苦労している研修医もいるし...


上記を守らないことによるペナルティーがないのが一つの問題だ


某国の研修医の労働時間規制によると


「週80時間程度の労働後では、酩酊状態の人と同程度に認知機能が低下している」


ために、研修医の労働時間を抑える条例を作った


しかしながら罰則がないために、悪しきQOLの習慣により、さっぱり守られることがなかった


その後も超過労働による事件が起こったという事で、


守らないと研修指定病院取り消しだよ


などという条文を盛り込んで、ようやく改善されたそうな


生憎、当直を入れなければ週に40時間強しか病院にいないXX病院では


そのような過酷な研修を味わったことがないから


上記に関して実感のこもった文章を書くことができない。


QOL病院での研修を疑似体験するために酩酊状態で出社してみようかしら?

患者さんの迷惑になるような行為は控えるという事は、一応記載しておこう


よく言われているように


【相手の立場になって考えてみよう】


「友達でもない他人の健康状態など気にして何のメリットがあるであろうか?」


「その業界の一般的な商習慣に従っているだけだから問題ない」


雇用側はそのように考えていることが多いということだろう


(そもそも、給与を間違うような不誠実な輩と同じ職場に居たくもないが、雇用側の思惑を想像するとどういうことが容易にわかるだろう)


そうであるならば


そもそものシステムの構造上QOML化せざるを得ない病院に行くべきだということが分かる


医学生は判断を誤らないでほしいし


もし間違ってそのような病院にいる医師は


【当院は医師会の方針に反したことをやっているから是正を求める】


程度の事は言ってもいいかもしれない


もちろん、日本医師会の指針を順守する優良病院として


XX病院の門戸は常に(いや、初期研修医に関しては最近は人気過ぎて定員を確認する必要があるって事務が言っていた気がする)開かれている

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?