見出し画像

厚労省も認めるコロナmRNAワクチン副反応心筋炎

私ことパイロン先生は8月19日2021年からmRNAワクチンを接種したら心筋炎を発症することがあります、という情報を『医学部の勉強 分子病理学』というライブドアブログで提供し(参照1)、小児科学会に直接、論文の内容の説明をお届けしてもいたのですが、一般のみなさまになかなか情報が通らず、かなりの数の人たちが心筋炎になったり、他の副反応 (副作用) でなくなったり苦しんだりしていてとてもとても残念です

ライブドアブログは、トスターダという人がツイッターで紹介して、合計3万人近くのページビューがありました。でも、ワクチン接種をした人たちには全く情報として届いてなかった訳です

もういちど内容を繰り返します。マウスにmRNAワクチンを静脈注射すると心膜炎心筋炎発症の可能性があるという論文を8月19日2021年にブログで紹介しました (記事最後の参照1)。香港大のCan Li先生たちの実験です。ファイザーのBNT162b2 mRNAワクチンをマウスの体重1gあたり0.25μg、尾静脈または大腿筋に注射して1日、2日、7日、14日後のマウスに何が起きているかが調べられました。その結果、静脈注射 (静注)、筋肉注射(筋注)の両方のマウスで注射から1日後に体重が減少するほどの反応が起こりました

mRNAワクチンを静脈注射されたマウスは1回めの注射の1日後、2日後にはっきりとした心膜心筋炎を発症しています。下の写真は心臓全体の断面の組織をヘマトキシリン・エオシンで染色した全体像 (倍率4倍) です。心膜が青紫色に肥厚しているのがわかります。心室壁も肥厚しています。マウスの他の器官(臓器)には目で見てわかる変化はありませんでした

4 noteに使用

上の写真、静注2日後の心膜の炎症が強いあたりを顕微鏡で拡大 (400倍) してみます。免疫細胞が関与する炎症があるところに出てくる細胞たちが紫色に染まっています

5 noteに使用

注射2日後の血清トロポニン値は静注マウス 1328.2pg /ml、筋注マウス237.5pg /ml、コントロールの生理食塩水注射マウス215pg /mlです。以上から、静注マウスの心臓の心膜心筋炎はかなり炎症が強く心筋にかなりの損傷があることがわかります。ただ、注射したBNT162b2 mRNAワクチンの量が人のワクチン接種量と比較すると約400倍も量が多いことを理由に日本人医師でワクチン推奨しているツイッターアカウントの中にはこの論文をトンデモ系と罵る人たちがいます。パイロン先生もなぜLi先生たちがこの量のデータを報告したのかわからないので自分で注射する量をいろいろ変えて試してみないとワクチン接種で心筋炎が起こると信じてもらえないのかと考えていました

しかし、厚生労働省はモデルナとファイザーの新型コロナウイルスワクチンについて、若い男性でごくまれに心臓の筋肉に炎症が起きる「心筋炎」などが起きていることから、厚生労働省は心筋炎を重大な副反応として注意を呼びかけるとともに、医療機関に報告を求めることを決めました (参照2) 

従って、mRNAワクチン接種の副反応で心筋炎が起こることを、この実験を追試して証明する必要は無くなりました

参照1

http://igakubunobenkyo-bunshibyourigaku.blog.jp/archives/51826698.html

参照2

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211204/1000073367.html


新型コロナウイルスのワクチンは全国民に行き渡るように外国から調達されたと記憶しています。この時におそらく無理を言って調達した可能性があると思います。なのでたくさんの人が賛同するまで政府に頼らずに情報を広めていくしかないと考えています

政府が何を指示するか待っている日本人がほとんどなのでご協力いただけるとほんとうにありがたいです

よろしくお願いいたします

かなり、心筋炎の論文の説明を省略しました。足りないでしょうか?

おことわり。BMI30以上の肥満とか、他の基礎疾患のある人や、高齢者または医療従事者など高リスクの職業のかたはこの記事を参考にしないでください。全ての人に対応する完璧な記事ではありません




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?