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mRNAワクチン接種による心筋炎心膜炎の最初の公式注意喚起

こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?

この記事はCOVID-19 mRNAワクチン接種について考えていただくための第一章です。目的は私が1年前からお知らせしているmRNAワクチンは毒の性質を持つことが多くの人にできるだけ正確にお伝えすることです

さて、私たちの置かれている現在地、今の日本の方針は大人は3回め、さらに4回めのコロナワクチン接種を推奨し、小児や幼児の接種も推奨しましょう、です

COVID-19 mRNAワクチン重篤な副反応の一つ、ワクチン接種後心筋炎心膜炎について


ワクチン接種後心筋炎心膜炎をベースに説明します。痛ましいことにワクチン接種後心筋炎で死亡されたかたは日本でも複数いらっしゃいます。中日ドラゴンズの木下雄介投手は2021年8月3日に亡くなられてしまいました。この時点で全く予想できないことだったのでしょうか?


2021年5月26日にmRNAワクチン接種後心筋炎心膜炎について、WHOのワクチン安全性に関する世界諮問委員会(GACVS)がステートメントをだしました


心筋炎は心筋の炎症、心膜炎は心臓を包む内膜の炎症です

GACVS委員会に報告のあがったmRNAワクチン接種後心筋炎心膜炎の特徴を並べます

1. 主に青年および若年成人に発症する
2. 比較すると女性よりも男性に多い
3. 比較すると初回よりワクチン2回目接種後に多い
4. 報告のあった症例のほとんどで接種後4日以内に発症している
5. 報告のあった症例には重症化したものもあったが、軽症が多い
6. 軽症の症例のほとんどは保存的治療にもよく反応した
7. 予後についてこの時点で経過観察中である
8. 心筋炎の症例定義の草案はブライトン共同研究によって作成された [リンク]

ステートメント中にはっきりと、While it can cause serious illness, 重症化することがある、と記載されています
従って、木下投手が発症した時にはすでに予測可能な副反応であった

この5月26日のステートメントにはmRNAワクチン接種後心筋炎心膜炎のリスク評価に関する文章は含まれていません

このステートメントにはmRNAワクチン接種後心筋炎心膜炎はCOVID-19合併心筋炎心膜炎よりも頻度が小さく症状が軽度であるからワクチン接種を推奨するとの文章も含まれていません

ついで、2021年6月23日に米国CDC 予防接種実施諮問委員会(ACIP)がステートメントをだしました



このステートメントに、米国保健社会福祉省(HHS)米国疾病対策予防センター(CDC)米国家庭医学会(AAFP)米国小児科学会(AAP)米国産科婦人科学会(ACOG)米国医師会(ACP)米国心臓協会米国病院協会(AHA)米国医師会(AMA)米国看護師協会(ANA)米国薬剤師協会(APA)米国公衆衛生協会(APHA)公衆衛生研究所協会州・準州保健当局協会(ASTHO)大都市保健連合州・準州疫学者協議会米国感染症学会全米郡・市保健当局協会(NACCHO)が共同署名しています

このステートメントは次のように始まります

医師、看護師、薬剤師、公衆衛生および医療専門家、そして私たちの多くは親として、特に若年層に対するCOVID-19ワクチンの安全性に多くのアメリカ人が大きな関心を寄せていることを理解しています

CDCの予防接種実施諮問委員会(ACIP)では、若年層におけるCOVID-19ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎と呼ばれる心筋や周辺組織の炎症が軽度に発生したという報告に関する最新のデータについて議論されました

そして続く次の文章には抵抗があると思います

この副作用は極めて稀であり、ワクチン接種後に経験する人は極めて少数であることは明らかです。重要なことは、若い人が予防接種を受けたとしても、(心筋炎心膜炎の副反応) のほとんどが軽症で、多くの場合、自力で、あるいは最小限の治療で回復することです。もし、COVID19になると心筋炎や心膜炎が起こりやすく、COVID19の感染による心臓へのリスクはより深刻になることが分かっています

上記フレーズの問題点は

一つは、ワクチン接種率が極めて高く、いっぽう若い人でCOVID-19を発症する人が少ない場合に 副反応による心筋炎とCOVID-19による心筋炎の発症数は逆転する
二つめは、ごく少数でも重症な心筋炎心膜炎の発症を容認するのか?

6月23日のステートメントは続きます

"ワクチンは安全で効果的でありCOVID-19の病気を予防するものです。あなたやあなたの家族を守り、地域の安全を守るために役立ちますワクチン接種の利点は害をはるかに上回るので、緊急時使用許可でワクチンの接種を受けることができる12歳以上のすべての人に、ワクチン接種を受けることを強くお勧めします特に、デルタ型という厄介なウイルスがますます流行しており、若年層にも影響を与えやすくなっているため、ワクチン未接種のリスクは、ワクチンによる稀な副作用よりもはるかに大きいのです。COVID-19に感染すると、重症化して入院したり、死亡したりする可能性もありますたとえ感染が軽くても、あなたやあなたの子供はCOVID-19感染後に神経障害や肺機能低下などの長期的な症状に直面する可能性があります。まだ の方はすぐにでも接種されることをお勧めします。自分自身、大切な人、地域を守り、安全かつ早くより普通の生活に戻るための最善の方法です。"

現在私は、上に記載されているワクチンのベネフィットがリスクを上回ったことを報告する日本のワクチン推奨派による論文を待っています

対訳はブログにあります


つまり、2021年6月23日には米国においてひろくmRNAワクチン接種による心筋炎心膜炎の存在が認められていました

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