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ケビンさんの研究。培養がん細胞株のゲノムにワクチン由来のプラスミドDNAが取り込まれて複製されました


ヒト卵巣がん細胞株 OvCar3 cell lines の培養液に、 ファイザーのmRNAワクチンを加えます

DNAを持つ細胞のみが存在するように細胞を洗浄しながら培養を続けます。 (培養細胞の継代です。細胞は分裂して増殖します)

培養した細胞を抗スパイク蛋白抗体で免疫染色しました。
結果は、約60%の細胞がスパイク蛋白を持っていました。


次に培養した細胞を集めて、DNAをqPCRしました。(プライマーはスパイク、SV40、Ori 部分をそれぞれ使用した)
結果は、ヒトRNAPと同様のCT値で陽性でした。
該当する記載は、We qPCRd these cells for spike,SV40 and Ori in bulk. Not single cell measurement. Positive with CTs similar to human RNAP.


次に、培養した細胞を集めて全ゲノム解読を実施しました。 ワクチン由来の プラスミドDNAは全体で 3,000 倍のカバー率で再構築できます (トップ トラック)。このカバー率はヒトゲノム解析の時のカバー率の30倍です。対照として、ワクチン のみの配列も決定しました。 44,000倍のカバー範囲です。


上のIGV ビューの左側には SNP がありませんが、右側にはSNPがあります。

プラスミド内の SNP は下図のヘアピン ループ内にあります。
下図の黄色の円で囲った部分は、プラスミド/ファージミドから ssDNA を作成する役割を担う F1 Ori です。

これらのイベントの対立遺伝子頻度を詳しく調べると、 3 つのバリアントが並列かつ同相で、 まさにヘアピンループの途中であると考えられます。

ところで、配列決定における適用範囲の深さは、細胞内の DNA の比率を反映する必要があります。
たとえば、ヒト細胞の配列を解析する場合、通常、ヒトゲノムの 1 倍ごとに 100 ~ 500 倍のミトコンドリアゲノムがカバーされます。
これらの細胞小器官ゲノムは細胞あたり複数コピーであるため、植物細胞のコロールラストゲノムでも同様の適用範囲の違いが見られます。
筋肉細胞は細胞あたりのミトコンドリア数が多く、高いカバレッジとなる。

プラスミドは、ゲノム相当物あたり 100 コピーで細胞内に存在しました。
このワクチン には複製能力がない。では、どのようにしてこれらのコピー数を取得したのでしょうか?

1つの細胞に大量のワクチンが入ったと仮定することもできますが、LNP の毒性を考えると、大量にワクチン成分が入った場合には細胞が死滅するのではないでしょうか?

下図に示しますが、他にもSNPのある領域がありました。

これがどこに相当するかを見るために、配列を示します (下図)。SV40 レプリケーション起点でした。

つまり、卵巣がん細胞株から回収されたDNAに含まれるプラスミドベクターには 4 つの SNP がありました。
これらのSNP は元々のワクチンに混入しているプラスミドには存在しません。
そして、SNP のあるのは両方とも複製起点 でした。また、それらにはカバレッジのピークがありました。
取り込まれたプラスミドDNA が短いため、複製はそれほど遠くまでは進まず、狭い範囲のピークが作成されています。

以上のことから、ケビンさんは、ワクチンに混入しているプラスミドDNA が 卵巣がん細胞株に取り込まれ、細胞培養中に複製され、その結果として複製エラーが発生して (SNPに反映されている) ことを意味する、と解釈しました。 


言い換えると、ワクチン中のプラスミドDNA が培養細胞内に入り、培養細胞のゲノムを改変し、部分的な複製が起こっているという強力な証拠である、と解釈しました。

そして、以上のデータからのケビンさんの結論は、少量の汚染が細胞内でさらにゲノムに組み込まれ複製を引き起こす可能性があるため、ワクチンからすべての複製起点を除去するべきである。 

ケビンさんのX投稿からは以上です。荒川先生から詳しい説明が出ると思いますが、取り急ぎお知らせしました。ソース

すでにワクチン接種してしまった方は、不安が増してしまいましたか?
そこで個人の意見を付け加えます。

接種した人の体内で、培養細胞に添加した濃度のワクチンに接する範囲は小さいです。
また正常細胞は、がん細胞株よりも影響を受ける確率が低いと予想します。
つまり、ワクチン接種者の体内で必ず上記のようなゲノム改変が起こるわけではないでしょう。接種してしまった人が悲観的にならないようにつけ加えました。

頻度が天文学的に低いから、問題にするのはおかしいという研究者のあなたへは、cancer stem cell の再履修をお勧めします

3連休の方もいらっしゃるでしょう。外が晴れているうちに散歩などをお勧めいたします

追伸:おすすめをしてくださる皆様へ。この記事は、荒川先生の専門的な記事が出る前のつなぎ記事です。この記事は、おすすめの対象ではありません。

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