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mRNAワクチンについて

ファイザー社武漢株用mRNAワクチンの承認のための治験


治験結果の報告 2020年12月31日公開

タイトル:Safety and Efficacy of the BNT162b2 mRNA Covid-19 Vaccine 論文へリンク 和訳へリンク

この治験の方法は論文のサプリメントとして公開されています

https://www.nejm.org/doi/suppl/10.1056/NEJMoa2034577/suppl_file/nejmoa2034577_protocol.pdf

ファイザーは治験に使用したワクチンと、市販用のワクチンを異なる製造プロセスで生成しました。ファイザーのmRNAワクチン BNT162b2 の95%有効性はプロセス1で生成されました。プロセス1を使用した治験の結果が上記の論文になります。ファイザー社はプロセス2で生成したワクチンを250人の被験者に治験として接種しました。

ファイザー社のプロトコルC4591001 の p54

BNT162b2 の製造規模を拡大し、将来の供給をサポートします。増産に対応した製造工程(以下、「工程2」)で製造されたBNT162b2は、本試験において16~55歳の被験者約250名(1ロットあたり)に投与される予定です。既存の製造工程「工程1」を用いて作製された材料で接種された16~55歳の個人、および増産をサポートする製造工程「工程2」を用いて作製されたロットの材料で接種された16~55歳の個人における予防的BNT162b2の安全性および免疫原性について説明する。

厚生労働省が8日に明らかにしたコロナワクチンの接種方針に必ず目をとうしてください↓


誰が接種を勧められるのか?

1~2回めを打ち終えている国民全員.
記事にある全員という言葉にひっかかります。最低限選択権は必要です

1~2回で接種を中止した人たちの主な理由は、ワクチン接種による副反応や後遺症による体調変化だと思います。しかしツイッターをしている医クラは、反ワクチン一味が無知な人々を洗脳してワクチン接種が妨害されているという意味にとってかまわないような発言が多い
…………..彼らは本当に訴訟を起こすのでこれ以上記載できません

どのワクチン接種を進められるのか?


オミクロンBA.1対応成分と武漢株対応成分の混合物です。これはBA.5に有効でないことを示す表を下に持ってきました。7月22日開催の第33回厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会に提出された資料です。そして今秋にはBA.5の流行は終わっておりさらに別な変異株が流行することでしょう
表の説明になりますが、ファイザーは治験を56歳以上でしか行っていません。そして治験の結果、このワクチンによって有効な抗体はあまりできませんでした。厚生労働省は日本人なら有効なのか?56歳より若いと有効なのか?ということ調べたいのでしょうか?国民の健康を願って???


厚労省が今の時期にこの方針を発表することの意味は?

フィナンシャルタイムズの8日の記事から抜粋します

ビオンテック社とファイザー社はCovidワクチン注射が過剰になる中で欧州委員会が契約を再交渉したため、第2四半期の売上と収益の予想を下回りました。第2四半期の売上高は32億ユーロで、アナリストの平均予想である40億ユーロを下回り、調整後の1株当たり利益は6.87ユーロで、コンセンサス予想である7.27ユーロを下回る結果となりました』BioNTech社のCEOであるUğur Şahin氏は、『規制当局の承認が得られれば、早ければ10月にもBA.4とBA.5を対象とした注射を開始できる見込みです』と投資家に向けて発言しました

要約すると、『海外でビオンテック・ファイザーのmRNAワクチンの売り上げが悪く株価が下がりました。年間の売り上げ目標を達成するために、日本と契約したBA.1対応型ワクチンは多くの国に購入してもらえないので、10月にはBA.4/BA.5対応型ワクチンを開発して売ります。』と言ってる

フィナンシャルタイムズ記事リンクは下ツイートからどうぞ


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