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新型コロナウイルスのワクチンを接種したら心筋炎を発症する人がいます

反ワクチンや陰謀論ではありません。現在、タイトルの事象は事実と認められています。社会的な重要性からワクチン接種後心筋炎の頻度についての議論はあります。しかし、新型コロナウイルスのワクチンを接種したら心筋炎を発症する人がでるということは医科学界で認められました

今年の8月19日に香港からファイザー/ビオンテック社のBNT162b2 mRNAワクチンをマウスに投与した実験の論文が発表されました。この論文は一部で心臓への毒性を証明すりものとされています

https://academic.oup.com/cid/advance-article/doi/10.1093/cid/ciab707/6353927

これ、実は非常に不思議な現象なのです。順番に説明します

分子生物学の簡単な復習を兼ねて、メッセンジャーRNAワクチンは新型コロナウイルスのスパイク蛋白をコードするメッセンジャーRNAのウリジンを修飾ウリジンに変えたものを脂質の膜で包んだものです。筋肉に注射して筋肉細胞の中でSタンパクを製造してもらって免疫をつけるのが目的です。筋肉細胞に入らなかったワクチンは筋肉細胞のまわりの組織の間にある組織間液に入り排泄されてゆきます

Sタンパクを体の細胞が作ったかどうかは、S蛋白に対する抗体が反応するかどうかで調べます。抗S蛋白抗体の結合したS蛋白は茶色に染色されます。mRNAワクチンを大腿筋肉に注射したマウスの大腿筋肉にS蛋白は発現していたでしょうか?

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上は、ワクチン筋肉注射後2日めのマウスの大腿筋肉の写真です。なんと、ほとんどS蛋白が発現していないのです。私はこれはとても不思議な結果だと考えます。実験した人たちはその代わりに、免疫細胞にS蛋白が発現していたと写真を提示しています。このマウスの体の他の場所にはS蛋白は発現していなかったそうです

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mRNAワクチンの心毒性がどこから来るのか?というと、BNT162b2 mRNAワクチンをマウスの尾の静脈に注射したら、心臓の血管や免疫細胞の他に心筋細胞にもS蛋白が発現していた

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そうですね

アトランダムに注射されたからといってS蛋白は発現しないというのか?

mRNAワクチンは心筋細胞や血管内皮細胞を選んでS蛋白を発現させるというのか?

S蛋白は猛毒なのですが、この論文の実験を追試験して確認しないうちは、ワクチンは危険であるとしか言えません

mRNAワクチンは、せめて注射された場所で大人しくS蛋白を製造して欲しいです

私が今いる所属大学は准教授が意見をいうと座敷牢に入れられます。そうなんです、この大切な確認実験ができないのです

まだこれしかフォローしてくださる方がいませんが、ほとんどの人の命に関わることです。どうかドクターPilonをご支援ください


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