見出し画像

【北海道・東北】登録販売者試験解答解説問44【3章】

令和3年度登録販売者試験を受験されたみなさま、お疲れさまでした。

今回は、北海道・東北ブロックで行われた問題の解答解説をしていきたいと思います。

受験された方、これから受験される方々の参考になれば幸いです。

それでは見てみましょう!


問44 婦人薬として使用される漢方処方製剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 桃核承気湯は体力虚弱で、冷え性で皮膚が乾燥、色つやの悪い体質で胃腸障害のないものの月経不順、月経異常、更年期障害、血の道症、冷え性、しもやけ、しみ、貧血、産後あるいは流産後の疲労回復に適すとされる。

b 桂枝茯苓丸は、体力中等度以下でのぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘傾向のあるものの冷え性、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症に適すとされる。

c 五積散は、体力中等度又はやや虚弱で冷えがあるものの胃腸炎、腰痛、神経痛、関節痛、月経痛、頭痛、更年期障害、感冒に適すとされる。

d 柴胡桂枝乾姜湯は、体力中等度以下で、冷え性、貧血気味、神経過敏で、動悸、息切れ、ときに寝汗、頭部の発汗、口の渇きがあるものの更年期障害、血の道症、不眠症、神経症、動悸、息切れ、かぜの後期の症状、気管支炎に適すとされる。

1 正 誤 正 誤

2 誤 誤 正 正

3 正 正 誤 正

4 正 誤 誤 正

5 誤 正 正 誤


【答え 2】

1 × 四物湯の説明です

2 × 加味逍遥散の説明です

3 ○

4 ○


いかがでしたか?

前回の婦人薬の生薬問題に続き、漢方処方製剤に関する問題も出題されました。

婦人薬に関する漢方の出題頻度も非常に高いです。

覚えやすいところから、ひとつずつクリアしていきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?