オリィ部で開発されたアームワンダについて全力で解説してみる!
こんにちは、サカモトです。
今日はアームワンダについて一人でも多くの人に届けたいということで、アームワンダについて全力で解説してみるという企画です。
果たしてうまくいくのか?
それではいってみます。そもそもアームワンダは、このnoteでも何度か紹介してきたオリィの自由研究部(通称オリィ部)のプロジェクトです。
ハンドベルの演奏
まずは、突然ですが、みなさんは眼の前にハンドベルがあるとして、どうやって演奏しますか?
これを読んだ多くの人は、手に持って振る、と答えるでしょう。こんな感じでしょう。
でも、肢体不自由の障害者には難しかったり、できなかったりします。それに対して、演奏できないのはかわいそうだけどしょうがないというのが普通の人の反応でしょう。
でもね、オリィ部ではあきらめないのですね。なんとかして、ハンドベルを演奏する楽しさを味わってほしいと動き出したのですね。
そして生まれたのがアームワンダ
色々と試行錯誤を経て生まれたのがアームワンダです。
こちらです。
左側の白い部分にハンドベルを取り付けて、スイッチを取り付けることで、ハンドベルを振るような仕組みになってます。
実際にハンドベルを取り付けた様子がこちらです。
実際の動いている様子はこちらから確認できます。
ただ、スイッチでベルを鳴らせるだけのように見えますが、さにあらずです。やっぱり、自分の意志でベルを鳴らしたいときに鳴らせるというのはとてもうれしいのですね。
みんな活き活きと演奏しています。
そして、みんなリアルで集まらずでも、演奏会ができるのがいいのですね。
オリィ部の音楽部
オリィ部では音楽部として活動していて、毎月2回くらいオンラインで集まって、練習しています。
そして、オリィ部の中で何度か披露されてましたが、昨年からついにオリィ部の外で演奏するようになりました。
例えば、名古屋で行われたALS啓発イベントであるみんなでゴロンしよう
[演奏事例] ● 2022/6/18 『世界ALSデー in NAGOYA〜みんなでゴロンしよう!』
プロのアーティストであるJERRYBEANSさんのYouTube チャンネルでセッションをしました。
日本ALS協会千葉県支部 設立35周年の集いでも演奏しています。
当日のライブレポートはこちらです。
色々なものに応用可能
さらに、このアームワンダは振るだけの単純な動きであるため、色々なものに応用が可能となっています。
先程の動画にもちょっと出ていましたが、ギターや太鼓などの演奏に使うことができます。
さらに、楽器の演奏以外にも、ライフアシストとして、使うこともできます。
これ全部実際に試したものです。どんだけあるんだと言う話ですよね。それだけ応用範囲が広いということですね。
これらのツイートの様子から分かるように、とにかく、みんなこのアームワンダを楽しんでいるのです。
ここまで、アームワンダの素晴らしさや楽しさを書いてきたつもりですが、
もっとアームワンダについて、詳しく知りたいという方はこちらのサイトをご覧ください。技術的なこととか詳しく解説されています。
あと、先ほど紹介しましたが、オリィの自由研究部はこうしたみんなの困りごとを解決するようなプロジェクトやものづくりなどが行われています。興味ある方は参加してみてはいかがでしょうか?!