初めは姉あるいは妹。やがて妻という時期が長く続く。それが姪っ子を経て、ついに娘となり、いずれは孫などと言い出す。
いわゆるアイドル(など)に萌えながら、結局私は「家族小説」ばかりを描きたがってきた。どうしていちいち彼女たちを家族に仮託せずにはいられないのだろうか。