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28歳になった私のヒーローへ。




ユーキさん、お誕生日おめでとうございます。



今年はどうお祝いしようか悩みに悩んだ結果、この一年間様々なことがあったので今回は振り返りも含めてユーキさんの生誕をお祝いしたいと思い、2年ぶりにこのブログにログインした。







2022年一番の衝撃と言えば、誰もが口を揃えて言うであろう【超特急募】の発表。



突然誰かに後ろから頭を殴られたような強い衝撃だった。



私はコロナウイルスが流行してからずっとツアーに参加できていないため、ここ3年間は乗車したみなさんのレポを何よりも楽しみにしているのだが、その日はもうとっくにライブ終演時間を過ぎたはずなのにタイムラインがやけに静かで。まばらに上がってくるツイートたちはライブや推しのレポではなく、ただただ混乱し、突然のことでオタクたちも自分の感情が分かっていないような、そんなツイートが沢山あったことを覚えている。


オタクにとって信じたくない【新メンバー募集】の文字たちをとにかく見ないようにしていた私に、追い打ちをかけるように公式から通知がきた。きちんと報告があるまでは…と子どもが現実逃避をするように目を閉じて手を耳に当てていたが、一気に現実に引き戻された時のあの絶望感を私は忘れない。




正直な話、聞いてすぐは大大大反対だった。何度も何度も辛い思いを経験してきて、5人になってやっと落ち着いてきたところだったし、彼らの仲の良さと雰囲気がとても好きだからこそ、人数が減ることも辛いが増えるということも同じくらい辛いことだった。全く新しい誰かが入ってきて、10年培ってきた彼らにしかないようなあの空間が壊れるぐらいなら、そんなことになるなら、世間が許すのに時間がかかってもいいからコーイチとユースケが戻ってきて7人でまた再スタートしてくれ。そんなことまで思ってしまっていた。



もちろん実際そんな夢のような話があるわけでもなく、ただ毎日駄々こねて、タイムラインを開けばちらほら上がるネガティブな言葉たちに共感し、もう受け入れる準備ができてる人を見れば『早く自分もそっち側に行くことができれば楽しいだろうに』と僻む…



しかし【超特急募】が開催されると知ってから5人の超特急を応援していく中で『もしかすると5人のまま活動し続けていれば近いうちに超特急に終わりがあったのかもしれない。超特急を残すために、夢に向かうために募集するのだとしたら?』と思う日もあり、自分でも超特急にどうしてほしいのか、そもそも反対なのか賛成なのかもよく分からないような中途半端な日々をだらだらと過ごしていた。



そんな時に【超特急募 #1】
https://youtu.be/mDuhs1zia7c を見た。


その時も感情が複雑に絡まっていて、正直【超特急募】の文字も見ないようにしていたから見るかどうか迷ったがしんどくなったら止めようと期待をせずに再生ボタンを押した。




後悔した。





悪い意味ではなく『新メンバーでコーイチとユースケが戻ってきて7人でいいじゃん。』と言っていた自分に後悔したのだ。冗談だったとしても今の彼たちにとって一番言ってはいけないことで、前に進もうとしている超特急に対してどれだけ失礼なことを考えていたかを思い知らされ一気に恥ずかしくなり、申し訳なく思った。それほど彼らが賭けている想いや、8号車のことを繊細に且つ慎重に考えてくれていたことがダイレクトに伝わって、ずっとどっちつかずでフワフワしていた心にやっと一本の筋が通り、しっかりと応援しようという素直な気持ちになれた。



そして、この動画を見て分かったことは『超特急募はきっとユーキさんから切り出したことなのだろうな』ということだった。



20代前半の頃に『今は若さの勢いでグッと上がっていけているけど、あと何年かすれば20代後半になっていつまでも勢いだけじゃ上がっていけない。』と一人だけ真面目に語っていたユーキさんを思い出した。


その時の超特急は勢いがあって上に登っている途中だったから、ユーキさんが言っていることがあまりピンときていなかったけど、今思い出すと腑に落ちるところが沢山ある。


ずっとずっとユーキさんは何年も先のビジョンを見据えていたんだ。勢いがあった頃から。






ユーキさんはいつだって前を向いている人だ。思い返せばコーイチとユースケが脱退した時も、他のメンバーが8号車に優しく寄り添ってくれるような言葉をかけて安心させてくれる中、ユーキさんだけはもう先を見ていて。進んでいて。


自分が先頭に立って『寂しい。』を8号車が感じる間もないくらいの速さで引っ張ってくれる人だった。彼だって悔しくて悲しかったはずなのに。


そのお陰でメソメソしていた心も前を向いていけたのだと思う。もしユーキさんもみんなと同じように優しい言葉をかけてくれるような人だったら、きっと私はべったり甘えていつまでも泣いて今よりもっと過去にすがっていたかもしれない。ここまで早く前向きになれなかったかもしれない。




ユーキさんは、どんなことがあっても夢の東京ドームを掴み取るためにずっと先を歩いてくれる。みんなが迷子にならず、夢に向かって真っ直ぐ進んでいけるように、自分が目印となって道のない道を歩いて開拓していく。私はそんなユーキさんを好きになったのだ。







【超特急募】を受け入れた日から8月8日までは光の速さで過ぎていった。





5人のツアーは最後になるのか。新メンバーは何人いるのか。どんな人なのか。そんなことを考えていたらド緊張したまま8号車の日が始まった。






そしていよいよ新メンバー発表の時。





4人の加入が決定。





緊張から独特の間で話す新メンバーひとりひとりの言葉を聞いて、人柄がいい人たちが選べばその人たちの人柄も保証されるのだなと確信を持てるほど良い子たちで安心し、ユーキさんと超特急に任せて大正解だと思った。



新メンバーが加入して初めてのgr8est journeyを見た時の衝撃、追い風がブワッと吹いたような気がした。THE END FOR BEGINNING城ホ公演で確信した東京ドーム。あの時、会場で感じた感覚とほとんど同じだった。人柄だけじゃなくパフォーマンスにも勢いがあって、逆にオリジナルメンバーを引っ張っていってくれるほど思っていた以上に背中が大きかった。







それから5ヶ月が経とうとしている今、ユーキさんと新メンバーには感謝してもしきれないくらい感謝している。




実は、2021年あたりからモチベーションが下がっていて以前より全力で応援できずにいた。


理由はもちろん、現場に行けないことが大半を占めていた。


超特急は現場に行ってなんぼの世界だ。年に2回はツアーがあり、その間にファンミや外部フェス、イベント。行くたびに好きが最高更新され、現場続きでモチベーションが下がる隙すらも与えない…という一度入れば抜け出せない、オタクにとっては嬉しくもあり厄介でもある沼だったのが、現場にしばらく行かないと沼自体が少しずつ減ってきて浸かる場所もないほど枯れてくる。ずっと欠かさず行っていたツアーに参加できないのが死ぬほど苦痛で、一時期レポを見るのも辛い時期があった。



そんなモチベーションが下がっている時に突然始まった再生回数キャンペーン。ネガティブになっている私にやってきたこのキャンペーン。スマホを何台も持ち合わせていないと到底無理なこのキャンペーンが開催され、特典に推しとのオンライントーク等があるのにどう考えても私にはその期間で再生できない…コロナウイルスのせいでツアーにも参加できない上に、オンライントークすらも参加させてもらえないのかとまたネガティブ。今思えばただの僻みだが、何にも参加できない私には本当に辛くてダイレクトに喰らうものがあった。最悪な悪循環だ。



2021年から2022年上半期は8号車人生の中でも相当キツイ一年だった。






そんな時に【超特急募】の開催決定。


私の8号車人生もう終わるんだ。と思った。


追い討ちをかけられた気分だった。





でも実際は違った。





挨拶を聞いて、gr8est journeyを見て。あの7人の、最強だった頃のワクワク感が戻ってきて。新メンバーたちの人柄と、高いスキル。



完全にやられた。


オタク人生終わりかもと思ってる人間のモチベーションをポンと簡単に引っ張り上げてくれたのだ。


こんなに超特急を見てワクワクしたのいつぶりだろう。本当にTHE END FOR BEGINNING以来かもしれない。




新メンバーのお陰でオタク人生がまたカラフルになって楽しめるようになった。



このままだと東京ドームまで行けないかもしれないとユーキさんが新メンバーを募集したい想いをメンバーに話してくれて、メンバーも悩んで決断してくれて、勇気を出してみんなの口から8号車に話をしてくれて想いをぶつけてくれて、シューヤとマサヒロとアロハとハルが応募してくれて、4人をメンバーが見抜いてくれて。そんな色々な奇跡が一人のオタクにまた火をつけてくれたのだ。


ひとりひとりに感謝したい。ありがとう。




そしてずっと不安そうだったユーキさんに伝えたい。あなたの勇気ある前向きな決断は間違っていなかったと言うよりも大成功に終わりましたと。



オリメン、新メン、オタク、ひとりひとりの人生がかかっていることだから相当なプレッシャーだっただろうに。本当にありがとう。





何度も書いているけど、27歳のユーキさんに伝えたいことは『ありがとう。』です。感謝の気持ちでいっぱいです。






28歳のユーキさんにも沢山感謝を伝えたいです。







夢、掴もうね。




生まれてきてくれてありがとう 💐







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