お酒とツボと私#3破天荒フリーター編
まいど!幸せ配達人のどーやちです。
今日は複業のフードデリバリーをお休みして、彼女と一緒にアジサイを見に行きました。
毎年6月は八景島あじさい祭が行われており、梅雨の時期にキレイなアジサイを堪能できました。
先ほど八景島から帰って来まして、晩御飯の間までにnote更新しています!
「紆余曲折どーやちストーリー」の第3回、フリーター生活でお酒の大失敗!?編です!
フリーター生活を謳歌
留年寸前でギリギリ高校卒業できたどーやち青年。
とある私立の工業大学に入学しますが、単位一つも取らずに中退してしまいます。
某ボウリング場のオープニングスタッフでバイトし始めまして、同僚と朝まで遊び続けていました。
当時は大学卒業して新卒で社会人になるルートが当たり前とされていて、そのレールに乗っかることがイヤだったんです。
必死に内定を勝ち取っても、新卒で入った会社でこき使われ、少ない初任給を埋め合わせるべく喜んで残業する。
就職にネガティブなイメージしか持ってなかったどーやち青年は、フリーターで今を楽しむことに生き甲斐を感じていました。
今では就職したら安泰って時代じゃないし、働き方なんて無限にあるから、いろんな経験することも良いと思います。
どーやち青年は、人と同じことをすることが嫌いで、むしろレールから外れる人生を好むクセがあります。
ただ、根がのんびり屋さんなので、ノープランでレールから外れがち。
まるで計画性の無い革命家のよう。これじゃ誰もついてきませんね。笑
テラス付きのフロアで飲み会!
さて、そんなどーやち青年も成人になり、堂々とお酒が飲めるようになります。
バイト先近くの焼き鳥屋さんで朝まで飲んで、近くのファミレスで朝ごはんを食べて解散というヘビーな流れが、毎週末ありました。
カラオケや居酒屋という、みんなでワイワイする空間が大好きなどーやち青年。
のんびり屋さんは、イベントごとが大好き!
特にバーベキューやキャンプみたいな非日常お祭りイベントだと、今までになく張り切って誰よりも楽しみます。
そんな中行われたとある飲み会。
大阪のお洒落なお店で、5階の1フロア貸切ってバイト仲間大人数で盛り上がりました。
そのフロアは屋外テラスがあって、疲れたら夜風を浴びてリフレッシュできる素敵空間。
ちょっとしたガーデニングが施され、ひと際大きい謎のツボがありました。
モニュメントとして置いてあるだけのツボ?中身は雨水が溜まっているだけのよう。
これもアートなのか?と深く考えず、飲み会を楽しむことにします。
お酒は飲んでも飲まれるな!
20代の若いグループの飲み会なので、店員さんがルール説明をしっかり行います。
2時間制ラストオーダー30分前
飲み放題グラス交換制
トイレは1つ下のフロアに1つずつ
もしフロア内で粗相があれば罰金1万円
「ハーイ!わかりましたー」
2時間制なので、酒豪勢は元を取ろうとハイペースで飲み始めます。
どーやち青年も、負けじとハイペースに付いていきます。
どうやら負けることが嫌いなようです。
(ここからお食事中の人はゴメンナサイ内容です。)
お酒を覚え始めた年の子が多く、飲み過ぎてトイレから出てこれなくなったり、最悪リバースしてしまうという光景がよくありました。
どーやち青年も、最悪トイレに駆け込み、そこでトイレと友達になれば大きな迷惑を掛けることもないだろうと、軽く考えていました。
飲み会も終盤、焼酎のロックや日本酒をガンガン喉に流し込んでいると、
お腹から喉元辺りをつたってSOSのサインが飛び交うではありませんか!
これはピンチ!でもトイレの場所は下見してるし階段ダッシュすれば間に合う!
よし!ダッシュで駆け込むぞ!
と、たどり着いた男子トイレは、あいにく赤色の鍵マーク。
同じフロアにトイレがあったら、先客がいるかチェックしてたけど、違うフロアじゃまるでわからないじゃないか!
会場の5階にはトイレがありませんが、1~4階にはトイレがありました。
急いで3階のトイレにダッシュ!赤い!
2階のトイレにダッシュ!赤い!
1階のトイレにダッシュ!赤い!
全部赤い!
全フロアにトイレがトモダチなフレンズがいるではないか…
年末だからか5階全てのフロアで、大いに盛り上がっていた模様。
トイレがトモダチなフレンズが多発するのもうなずける。
トイレが空くかどうか、ひたすらチェックするため、大ピンチ状態のまま1~4階をダッシュで往復し続けるどーやち青年。
3往復した辺りで限界を超えた限界を迎えます。
「そうだ、夜風にあたろう。」
夜風にあたれば、気分もリフレッシュ。きっと体もリフレッシュ。
するはずもなく、全身からの汗が滝のように流れて止まりません。
脳裏に浮かぶのは、
もしフロアに粗相があれば罰金1万円
というルール。
罰金1万円。飲み会3回いけちゃうじゃないか。
これは絶対に回避しなければならない。
けれど、トイレとトモダチになれそうにない。
テラスで夜風にあたって冷静になったどーやち青年の目に入ったもの。
それは、ひと際大きい怪しげなツボ。
雨が溜まって一定の高さで水面が張っている。これはまるでトモダチのトイレくんみたいじゃないか!
今日から君がトモダチだ!ツボくん!
今日からよろしくね!とばかりに顔をうずめた!
そういえば、ストレス抱えた際に、大声で叫ぶとスッキリするから、箱の中で大声で愚痴ってスッキリするというテレビの企画があった。
あれと同じだな。モヤモヤした気持ちをツボの中でスッキリさせよう!
学生のころから大人になるまで、辛いことはたくさんあった。
それでも、ガンバって生きてきた。
きっとトモダチなら、そんな思いもわかってくれるはず。
なあ!ツボくん!
ツボくんは初対面などーやち青年に対して、温かく包み込んでくれた。
ツボくん「あなたの罪・穢れ、全てを私が受け入れてさしあげましょう。」
どーやち青年「ありがたき幸せ!」
誰にも気付かれない間に、新しいトモダチと共に、壮大なストーリーを展開させていたどーやち青年とツボくん。
こうして罰金1万円を回避し、ヘロヘロになりながらも帰路につきましたとさ。
(良い子は真似しないでね!)
お酒は人と人を深める素晴らしいもの
さて、お酒に体が支配されるとロクなことがありません。
お酒と楽しく付き合えるような、良い塩梅を身につけるといいのではないでしょうか。
お酒は飲んでも飲まれるなという、素晴らしい言葉がありますし。
若いころに失敗しておけば、今後同じミスが起こりにくくなるかもしれません。
楽しいお酒の場にしていきましょう!
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それでは、また次回!
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