swimmerという曲について

dove dove doveは自主制作バンドだ。

今回ミュージックビデオを作ろうという話が上がった時に、

そもそもミュージックビデオってどうやって作るんだろう？ソフトは何を使うの？

なんて初歩的なところからスタートした。

調べたらMacだとMotionというアプリが良いらしい。

でもどうせお高いんでしょう？

そう思い調べたら7000円程度とプロユースのアプリにしては随分安いじゃないの。

気が付けばポチり、そこから毎晩ちまちまとSadgazeのミュージックビデオを作った。これはdove dove dove始動の映像として使ったやつ。

以前差し入れで頂いた万華鏡をカメラにセットし、不思議な映像を作り、とりあえず作り方を学ぶ為の初めてのMVなので足りない部分はフリー素材を片っ端から映像チェックして切り取っての繰り返しで一本作り上げた。

で、次はいよいよちゃんとした映像作品を作ろうという事で真夜中に東京中を駆け巡りswimmerのミュージックビデオの素材を撮影した。

そこから数日、編集編集編集…

そしてswimmerのミュージックビデオは完成したのである。

配信サイトの規約的に歌詞の記載があると日本以外での販売ができないとのこと。

海外配信していないのはそういった理由からです。

海外で応援して下さってる方々、ごめんね。

そんなわけで話は飛んで、swimmerのテーマ。

それは気怠さ。

ズブズブと思考の底なし沼に沈んでいく感覚。

そういう時って、こんな気分が永遠に続くんじゃないかってくらいの途方もなさがある。

それでも、いつの間にか耳を疑うようなニュースや予想外の出来事に引っ張られて思考は日常に戻っていくんだけど、どこか泥がついたまんまの気分を引きずっている自分がいたりしませんか？

今となっては、そんな日常に腐っていく感覚も懐かしく思います。

酸いも甘いも予想外も予想内も、真正面から受け止める事が生を謳歌する事なのかもなぁと最近考えます。

また会いましょう。おやすみなさい。