月見バーガー・もみじまんじゅう

「君がいない夜だって そう no more cry〜〜〜♪」と幾度となくリピートされるCM。この季節になると、マクドナルドにおける卵の消費量が異常になるだろう。

普段生きてる間、赤背景に黄色のMを見たとしても、誰一人として月見バーガーのことを思い出す者はいない。それなのに毎年、絢香の三日月によって思い出し、ワクワク胸を躍らせながら月見バーガーを食べる。

これを「月見マジック」と呼ばせていただく。

日本人の悪いところが出ているのである。神格化されたり、趣のある、食べ物ではないものが名付けられた食べ物を好むのだ。ほら、もみじまんじゅうとかどうよ。

つまりつまるところ、名前からして絶対うまいやん補正がかかってて、記憶の捏造まで行われているよってこと。

「月見バーガーうまいんよな!!って思うけど、あれ?去年、食べたっけ?多分多分、多分だけど今までの人生で一回くらいは食べたこと…あるよな?」「もみじまんじゅう食べたーーい!!…あれ?食べたこと、あったっけ??」

その点、月見バーガーの後ひっそり出てくる「グラコロ」ダサすぎな?グラタンコロッケ。縮めてグラコロ。僕は月見バーガーよりグラコロ派です。

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