やさしいエレベータのルール

初稿 2023年7月11日
著者 douki

目的

  • 途中階でエレベータを延々と待つことを無くす。

前提

  • エレベータに乗る人は、各階のエレベータ待ちの列に並び、エレベータに乗る際は、並んだ順に乗る。乗り切れない人は、次のエレベータを待つ。

  • エレベータは、上り線用、下り専用に分かれている。

  • エレベータには、乗車可能ランプと降車可能ランプ付いている。2つのランプが同時に点灯することはない。

  • 乗車可能ランプが点いているときのみ、乗車できる。

  • 降車可能ランプが点いているときのみ、降車できる。

エレベータの動作

エレベータの初期設定

  • 上り(下り)エレベータの始点は最下階(最上階)、終点は最上階(最下階)。

  • エレベータ内に乗客はいない。

  • 乗車階を「始点」に設定する。

  • ランプを消し、乗車モードに切り替える。

エレベータの乗車モード

  1. 設定された乗車階まで移動する。

  2. 乗車階に着いたら、乗車ランプを点ける。

  3. 乗客が乗車したら、ランプを消し、降車モードに切り替える。

エレベータの降車モード

1 乗車階から順に終点に向かって、各階に止まりながら移動する。

2.a 終点以外に着いたとき
2.a.1 降車ランプを点け、その階が目的地の乗客を降ろす。
2.a.2 乗客が降りたら、ランプを消し、次の階へ移動する。

2.b 終点に着いたとき
2.b.1 降車ランプを点け、全ての乗客を降ろす。
2.b.2 乗車階を「現在の乗車階に対して、1つだけ終点に近い階」に設定する。もし、それが終点ならば「始点」に設定する。
2.b.3 ランプを消し、乗車モードに切り替える。

(おわり)


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