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政治参加意欲の相移転を目指して

政治が実施する政策を、何とかして、リバタリアン的性質の強い状態から、地に足のついたリベラルや地球規模の環境制約をも意識したコミュニタリアイズムにもっていく行くことを目指している。
代表制民主議をある程度認めても、行政執行をコントロール・統制する必要がある。くじ引き民主主義の場合でも、それは同じ。

となれば、行政執行をコントロールする組織体の基盤が、広く厚いものでなかればならない。そのために、市民全体の政治参加が向上しなければならない。なんとなれば、行政執行の監視には、コストがかかるから。

こういった政治参加意欲の広まりは、ネットワーク的なものであり、個々の意欲の高まりの間に、相移転のような多数主体の相互作用の元で、統計力学的に双発するものだと思われる。
このようなネットワーク状の構造の中で生じる相移転をどのように、政治課題として定式化できるかということが目下の課題。