それは失恋のようなものだとおもったら心が軽くなった

人生に挫折した、とよく思うことがある。自分ができる、とおもってたことで失敗したり、うまくいきたい人とうまくいかなかったりして。もう私は何もできない人間なんだ、とおもって悲しくなり、涙がでてくる。もうこの世の中に存在していたくないとさえ思ってしまう。自分でもささいなことだというのはわかっていて、「自己肯定感の上げ方」とかそんなような記事をwebで検索して読んだところで、自己肯定感があがるわけでもなく。

ふといきなり心が寂しくなって、ああこれは失恋のときに経験していた気持ちだと気づいた。わたしは、失恋したときどうしていたっけ。それはそれは辛かったけど、美味しいものを食べたり、友達に話を聞いてもらったり。でもさらにその傷を癒やすためには、よりよい自分になろう、より魅力的な人間になって、もっといい恋人を見つけるのだという気分になっていた。相手が私のことを見る目がなかったという可能性だってある。

人生だってそうだ。そうやって仕事がうまくいかなくても、他の仕事なんてもっといっぱいある。ただ合わなかっただけ。もっと魅力的な仕事が見つかる可能性だってあるし、またよりを戻せるかもしれない。

これが、人生に迷っている、挫折した、死にたい、つらいみたいな人を1人でも救いますように。それは、大失恋のあとの気持ちと一緒かもしれない。あなたなら、失恋したあとはどうしますか?

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