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どうでもいいこと2 ポコポッテイ考

長女が初めて好きになったキャラクターはポコポッテイトだった。
アンパンマンでもキティちゃんでもわんわんでもうーたんでもなくポコポッテイトのキャラクターだった。

ポコポッテイトは『おかあさんといっしょ』で放送されていた人形劇で、
ムテ吉、ミーニャ、メーコブという3体の動物をメインに
ぽていじまを舞台に物語が繰り広げられている。

最初こそ娘がポコポッテイトに興味をしめしていたが、
そこはかなとなく香るにこにこぷんイズムを感じて最終的には私のほうが好きになってしまった。

1話1話のストーリーも、短い時間でいろんな展開を見せるところが面白かった。

少年特有の恥ずかしさで髪型を変えることを渋ったくせに、大好きなせんべいヘアーにしてもらってよろこぶムテ吉

ミーニャの作ったお菓子がまずすぎて、一生懸命それをかばおうとお菓子を全部食べてしまうメーコブ(のちにまずかったら正直に言っていいんだよと諭される)

オチが気になって料理の手をとめて見てしまうこともしばしば。
そんなポコポッテイトも一昨年の春で交代してしまった。

勢い余って人形を購入したり、お別れソングを見ては胸をつまらせる思いをしたり、家族の反対を押し切ってケーキのイラストをポコポッテイトにしたりいろんな思い出があるものの

考えてみれば娘が見始めて数ヶ月でポッテイトは終わってしまったのだ。
それなのにいまだに録画したポッテイトを何度も見返している。
なんなら次女にもポッテイト好きに洗脳しようとしているくらいだ。

なんでこんなにポコポッテイトが好きなんだろう。
「懐かしい感じがするから」だけではすまされない魅力が詰められているからだろう。

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