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扶養を外れる話♯6 社会保険制度改革に引っかかる場合④

【本業:事務職会社員
ダブルワーク:デパ地下バイト】

社会保険制度改革に引っかかる場合は、

①社会保険に加入して手取りは減るが将来的に収入が増える可能性もある。
②会社がシフトを減らし社会保険対象外になり収入が増えないままで手を打つ。
③社会保険対象外だけど収入が減るのはイヤだからダブルワークや副業をする。

副業で一つだけ言及しますと。
投資をする方がいます。

投資信託や株の売買は、特定口座で取引をしていれば、売買益はまったくの別計算になります。
NISAをやっていなければ利益に税率20%がかかり自動的に納税されます。
なので、130万円の壁は関係ありません。

ただし、FXは違います。
これは副業として20万円以上の利益が出たら確定申告が必要です。
また、社会保険上の収入に加算されます。
扶養内でパートをしていて、FXの利益と合算したら130万円を超えてしまったら、
社会保険料を払うことになります。
しかも、国民年金と国民健康保険です。

いまは、投資をするにはマイナンバーが必要ですから、誤魔化しはききません。

ちなみに、会社で社会保険加入をしている人は、FXでどれだけ利益が出ても、
社会保険料は会社のお給料から算出されるものだけです。
FX利益は申告分離課税で確定申告をして納税する必要があります。
FXをやりたい人は、扶養から外れた方がいいでしょうね。

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