零歌集~アラタメ 五十四

肩車
砂舞う髪も心地よく
恐竜のよに
はしゃぐ娘と

月曜日
いつもと同じ
月曜日
言い聞かせても
沈む雨の夜

君が泣くと僕も泣く
どうしたら忘れさせられるかわからなくて

何度でも
想いをのせて
いつまでも
言葉の海で見つけて欲しい

どこへでも行こう
君がいるなら
君が一緒なら
あの頃の翼で

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